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ゴールデンウィークの過ごし方〜デパートの🇮🇹イタリア展に行く〜

ゴールデンウィークにあちこち旅行されている皆さんがいると思われる。だが、私は連休中に旅行に出かける事はしない。なぜかというと、過去2回の旅行が自分の勘違いにより『??』がつくものだったからだ。

現在のハウステンボスの前身は、オランダ村と言われていた。
『チューリップが美しく、今がまさに見頃』
とのコマーシャルにどうしても行きたくなって、連休中に長崎に行った。

長崎行きのちょっと前に、大手の旅行会社で予約してホテルを取った。ところが当日駅に降り立ったら予約したホテルよりも近くて、いいホテルいくつもあることがわかった。昔は駅に宿泊先の呼び込みをする人もいた。だからゴールデンウィークといっても長崎市内にはいっぱい宿泊場所があるから、どこかは取れるだろうと思って予約もせずに出発した。ところがほんとに泊まるところがない。

記憶が定かではないが、困り果てて旅行案内所に聞いて【ある旅館】を尋ねた。そこは元料亭のような家屋をそのまま利用している感じだった。出てきた女将の顔を見てびっくりする。まるで30年以上前から突然現れたような髪型と出立ち。例えると横溝正史の世界のようで、少し背中が寒くなった。家族と一緒でなかったら、空きがあっても「失礼しました」ときびすを返したに違いない。その人も「ほんとに予約しないできたんですか」とびっくりされていた。私たちもその宿泊先の独特の雰囲気にびっくりした。

2つ目、ゴールデンウィーク中に博多どんたくがある。私はどんたくと山笠を間違えてホテルを予約した。現在のみずほpaypayドーム福岡横にあるヒルトン福岡シーホークホテル、その当時はシーホークホテルだった。ゴールデンウィークということでかなり宿泊料も高かったと思う。友達と見に行った『どんたく』は商業のお祭りでしゃもじを叩きながら、街を練り歩くものだった。これも博多の人にとっては大切な祭りである。だが、勇壮な山車(だし)を見るつもりだった私は少し、がっかりした。全部よく調べなかった自分の責任である。思い込みが激しいところは昔も今も変わらない。

そういうハプニングもあって、ゴールデンウィークはおとなしく、家にじっとしている。以前は連休明けの土日に近場の温泉に泊まりに行っていた。ゴールデンウィーク中、旅館やホテルは賑わうが、翌週になると旅行代金もお得になる。観光地も連休中とはうってかわって混み合っていないので、おすすめだった。

今年は、連休後半とても天気が良かったので、家の片付けをし、断捨離をした。だから5日にその慰労の意味で、デパートのイタリア展に出かけることにした。

よく考えてみると、私は、ローマにあるトレビの泉に5回行っているが「再訪を願い後ろ向きでコインを投げる」を毎回している。
20年位前最後に訪れたとき、誰と来るかでコインの枚数が違うことを知った。それまで何回も来ていたので、今度来る時は大好きな人と来れるようにと願いを込めてコインを投げた。『大好きな人』〜それには家族 友人も含まれると思ったからだ。その願いのあとイタリアがなぜだか遠くなったので、言い伝えは本当だったんだなあとしみじみ思う。

トレビの泉 子どもたちはみんな天使や女神に見えた
ある年齢に達すると大人は体型の変化が…

デパートのイタリア展は、人が集まる催事の1つである。今日もほんとにたくさんの人が来ていて、会場はいっぱいだった。私は去年買ったシチリアの陶器のお店を覗いたり、テイクアウト用の料理を見たりした。そこで目に入ったのがクッションカバー。現在のものは、古く買い替えが必要だと感じていた。

見つけたのは、デイジー柄のもの。家のソファーの色に合いそうだった。見ただけでオレンジ色は買おうと決めた。もう一つの色は何色にするかで少々迷ったが、オールシーズン使うことを感じ考えて、1つは寒色にした。

洗濯もしやすい クッション

会場にはシチリア産のレモンチェッロもあった。見た目は可愛いが、かなりアルコール度数が高かった。青の洞窟に行った時、私は運良く1回目でその美しい風景を見られたが、知り合いは3回トライしてまだ1度も見たことがないそうだ。
私は、特産品を見ながら、楽しかったイタリア旅行のことを思い出した。11時半からアコーディオンとクラリネットの演奏があり、ちょっとした旅行気分が味わえた。店を回って演奏する洒落た演出だ。

レモンチェッロ アルコール度数はなんと38度ほど❗️
カプリ島 青の洞窟 一瞬のできごとだった 声もよく響く


普段はテイクアウトを買う事はあまりないが、初めて見たミラノの豚肉の煮込みを試しに買ってみた。玉ねぎや白菜がよく煮込まれていて、しみじみとした美味しさである。ひと口で、ほっぺたが落ちるようなインパクトのある味ではないが、噛んでいくごとに、その味わいが感じられる。写真を撮ったが、お皿の色も悪くぱっとしない。

ミラノは仔牛のカツレツが有名だが、これはミラノ風豚肉の煮込
お皿の色が悪く、美味しそうに見えない😅

友人とステーキを食べる時も、ひときれかふた切れ友達に渡して、自分にとってちょうどよい量で美味しさを噛み締めている。

ある栄養学の先生が話していたが、自分の活動量に合わせた食品を取るのが良いと。例えば肉は動物を捕獲する体力がある人が食べる。
私の場合、動物はとても無理だ。罠を作ったところで、最後に運ぶこともできない。また、もし魚が自分の餌に食いついても釣り上げることができないだろう。万一釣り上げられても、今度は針から取ることができない。万事休す!

私に向いてるのは、『貝を掘る。野菜を育てる。海岸でわかめなど海藻を拾う』こと。魚は小魚だったら、網で救うことができるだろう。

このような私が肉食に傾きすぎると、よく消化できず体に負担をかけてしまうこ
になるとのことだった。肉料理を友達と食べるときには、量を見てはじめに減らしておく。「肉を食べて」と言って渡すとき、友達は「この肉のご恩は一生忘れません。何月何日にどれだけもらったか書いています」などと言って、私を笑わせてくれる。体格も年齢も全然違うから、摂取カロリーも変わるのは当たり前だ。

今日テイクアウトした『ミラノ風豚肉の煮込み』は、美味しかったが、とうとう食べきれずに半分残した。残りは夕飯の時にいただこう。締めはティラミスとエスプレッソではなく、柏餅とコーヒー。
なんたって今日は5日だし……夜は菖蒲湯に浸かってリラックスしよう❣️

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