ありがとう4万回言ったら父親を許せるようになった話♡

ありがとうを言えば言うほど奇跡が起こるという噂が本当かどうか実験しています。現在は4万回のありがとうを言うことができました。そして自分にとって大きな変化が起こったので今日はそのことについて書こうと思います。


私には、これまでの人生で唯一許せない人がいました。私の父です。


父と母が色々あって離婚したのが私が14歳の時でした。父のせいで借金をすることになった母が可愛そうで、もちろん自分のことも可愛そうだと思いました。


私が父を悪く言うたびに、母は笑って許してあげなさい。と言っていましたが、それがどうしてもできませんでした。


父から会いたいと電話がきても着信拒否をしましたし、手紙がくれば破り捨てました。そうして完全に父と縁を切って10年がたち24歳になった時どうしても父に会わなければならない時がありました。


それが3年前のことです。今思えば父を許せない自分が苦しかったし会えば許せるようになるかもしれないという期待もありました。


再会すると、父は涙を流して喜んでいました。その姿を見て父に対する憎しみが消えるのを感じました。けれど、どうしても強い嫌悪感があり、やはり許せないという思いがあることを、強く感じました。


そして、もう二度と会うことはないと思ったのを覚えています。


ですが、ありがとう4万回言ってから、毎日の幸福感が本当に大きくて、今の私が幸せな以上これまでに起きたこと全てがありがたい経験だったと思えるようになりました。


そしていつの間にか父を許せないという想いが、きれいさっぱりなくなっていることに突然気付きました。父がいなければ、こんな幸せを感じることもなかった訳ですから当然かもしれません。


このとき私は初めて心の底から生まれてきたことに感謝できたのだと思います。だから、自分に会いたがっている父親に会いに行こうと思いました。


とても緊張しましたが、会ってみたらとても喜んでくれた父を見て、理由の分からない涙が、また大量に出ました。


久しぶりにゆっくり話してみると、自分がどれだけ愛されているかが痛いほど伝わってきて自分の胸の奥底にあった、何か硬い石のようなものがなくなっていくのが分かりました。


生まれてきたことに感謝できることは、自分が今生きている世界の全てを肯定することに繋がっているのだと思います。


そして、感謝しているからありがとうと言うのではなく、ありがとうと言うから感謝できた。言葉は感情を引っ張る力があるのだということを強く感じました。


それにしても人生の半分以上ゆるせなかった父に感謝できる日が来るとは…予想以上の自分の変化にただただ驚くばかりです。


今日も読んで下さり、ありがとうございました!!

※この記事は2020年にアメブロに書いた記事のコピーです。

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