マガジンのカバー画像

良い仕組みだなぁ、を考える

7
ジャンルにとらわれず、良い仕組みだなぁと思ったメモ的なマガジンです。
運営しているクリエイター

記事一覧

みんなのプロトタイピング

「一体なんで、こんなに使いにくいものが世の中に出てしまったんだろう? つくる過程で誰か気がつかなかったんだろう?」 最近では、ユニクロの「エアリズムマスク」、ローソンのプライベートブランドのリブランディングの賛否をめぐり、大きな議論が巻き起こりました。この2つに限らず、みなさんも「こういうことなの? これでいいんだっけ?」という思いを抱いたことはきっとあるはず。 こんにちは。KESIKIの石川俊祐です。先日書いた記事、「さよなら、デザイン思考」を読んでくださったみなさん、

けんざいのおと #11  共同売店とマテリアルでやりたいこと。

自分の備忘録というか、得た知識を鮮度高い状態でもう一度考えてみたくて、d&departmentさんが運営しているddSCHOOLで勉強したことと、自分のやっていきたいことをつらつら書いてみます。 +++ いつもは会員になって受講できるddSCHOOLがインスタライブで配信されるということで、早速参加してみました。 お題は、沖縄の共同売店という売店(あとで詳しく書きますが、ただの売店ではありません)のしくみをテーマに、これからの相互扶助のあり方について。 沖縄に移り住み、「

「東大卒業後上場ベンチャーを経てニートライフに目覚め啓蒙活動を推進」後編 ニート研究家 今林淳さん

▶前編より続く●ニートタイプ診断とニートセラピー、今後の活動について 三木:後半はニートとビジネスについて伺っていきたいと思いますが、最近今林さんはニート研究家として色々な新しい手法を開発されて、この間僕もニートタイプ診断っていう非常に面白い診断を受けさせてもらって、あれはどういう発想から出てきたものなんですか? 今林:単純にニートって面白いなと思って。 三木:どの辺が? 今林:僕ニートの友達100人以上いるんですけど、誰1人として同じニートがいないんですよね。 三

日本の不動産に革命を起こす 「OYO LIFE」が考える住居の無限の可能性

今年、日本の不動産市場に大きな激震が走りました。創業わずか6年で世界80カ国800以上の都市にホテルを生み出したインド発のスタートアップ「OYO Hotels & Homes」が、ソフトバンク傘下のヤフージャパンと合同で日本支社を設立。家具家電付きの物件を豊富にそろえた、敷金・礼金・仲介手数料0円という夢のような不動産賃貸サービス「OYO LIFE」を始めたのです。 今回の「ニューウェーブ ホテル学概論」には、日本独自事業でもある「OYO LIFE」を率いる勝瀬博則さんが登

「MUJI HOTEL」や「CLASKA」を手がけたUDS梶原会長は、どうやってクリエイティブとビジネスを両立するのか

ホテルプロデューサーの龍崎翔子が、第一線で活躍している経営者・クリエイターに会いに行く連載「ニューウェーブ ホテル学概論」。龍崎がモデレーターとして、毎回さまざまな“ゲスト講師”の方からホテルビジネスに関する学びを得るという企画です。 今回登場するのは、UDS会長の梶原文生さん。梶原会長は26歳で設計会社として都市デザインシステム(現UDS)を設立した後に、数々の新しいスタイルのホテルプロジェクトを手がけてきたホテル業界のカリスマ的存在。 「CLASKA」をはじめ、京都の

「会えない今を、いつか誰かと思い出すためのタイムカプセル」始めます

「未来に泊まれる宿泊券」の販売をスタートしてから約1週間。ありがたいことに、多くの反響をいただいております。こちらのnoteに、宿泊券の概要と私たちが込めた想いをまとめております。是非ご一読ください。 私たちがこのサービスを開始したもう1つの大きな理由。 4月2日、私たちが運営する5つのホテルの休館が決まりました。決定から実際に閉館するまでの3日間、ホテルのバックヤードで休館期間中にご宿泊予定だったお客様全員にお電話を差し上げました。新型コロナウイルスの拡大防止のため、休

「未来に泊まれる宿泊券」販売サービスを開始します

先日発表させていただいた通り、わたしたちが運営する「HOTEL SHE,」などの5ホテルを4月24日まで休業することにいたしました。新型コロナウイルスの恐怖が広がる中で、安心してお客様に来ていただくことが難しいのであれば、今はみなさんにお家にいていただこう。そのためにはホテルが一旦運営を止める方がいいはずだとの判断です。結果として、今わたしたちが運営するホテルは、オンラインに存在するこの「HOTEL SOMEWHERE」だけになってしまいました。 しかし、わたしたちはもちろ