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2020年。

もう2020も終わるそうなので、今年の振り返りとちょっとしたご報告。

みなさんそれぞれ、今年は年始に思い描いていたものとは全く違った年になったのかなと思うのですが、私の場合はザ厄年って感じでもなく、それなりにというか、予想以上に楽しい一年だったような気がします。失ったものと得たものが同じくらい、いやむしろ得たものが多いくらいの一年だった気がします。ちょっとだけ振り返ってみます。

留学がなくなる

大きな出来事で言うと、やはり留学が無くなった(渡航ができずオンラインで最後までになってしまった)のが一番ショックな出来事で、半年間オランダにいるつもりが日本にいることになったので、思ってた過ごし方とは全く違う半年になっちゃったなと感じています。

でも実は内心、一年くらい前から大学生活最後の半年間の予定が決まっててそれをただこなすだけなのは、なんか面白くないな〜みたいに思ってたので、悪くはなかったのかなと思ってます。(オンライン留学は続行中で楽しく授業受けてます。あと、留学先が同じ友達がたまたま大阪にいるのでちょくちょく会えるし楽しいです。)とはいえ、オランダへの未練タラタラで、来年は無理だとしても(来年から就職なので慣れない仕事で気忙しいし、COVIDもまだいなくなってくれなさそうなので国内待機)、再来年以降絶対!オランダに行きたい!と思ってます。たまたまCOVIDが来てからベジタリアンになったのと、それとは関係なく以前からフェミニズムに興味があったので、その二つの先進国オランダへの憧れが強まっています。

ベジタリアンになってた

その次に自分の中での大きな変化は、ベジタリアンになったことです。去年の11月くらいにサークルの代表に会って、ベジタリアン文化に興味があったのと普通に勉強したいなと思ってサークルに入ったのが間接的なきっかけでした。当時はベジタリアンになるなんて全く想像してなかったしお肉も大好きだったのですが(ただし結構健康フェチ)、DOMINIONを4月あたりにみたことがきっかけで、その直後からお肉を食べることをやめ、ペスコベジタリアンというものになりました。それからというもの、サークルの勉強会を通じて動物倫理の基本的な考えを押さえたり、自分で興味を持った分野(環境問題、人権問題、フェミニズムと動物倫理 etc.)について情報収集したりしています。

改めて新しいことを知るのは楽しいなと感じていて、それがベジタリアンを続けるモチベの一つであることは間違いないのですが、ちょうど社会課題解決という名でキレイゴトを並べる現代社会に嫌気がさしていたところだったので、自分1人で始められて、社会課題を根本から解決できる、実践としての菜食は、自分にとってとても心地よい存在で、だからこそ楽しく続けられてるんだろうなと思ってます。

宗教か何かかと思われがちなヴィーガン・ベジタリアン文化ですが(人は中身がわからないものを宗教と認知するらしい、宗教が悪いという考え自体も受け入れ難いけれど)、実は科学的根拠が溢れすぎているくらいの分野なので、今後はそれらを重点的に発信していけたらいいなと思ってます。2021年の抱負の一つです。

ちなみにオランダも菜食先進国なので、そういう意味でもオランダに偵察に行きたいなと思ってます。アクティビストというとなんか怖い感じがするのであんまり名乗りたくないんですが、人類として?やるべきことはやんなきゃダメだよなと思っているので、やるべきことはやりたいと思っている所存です。

葉巻研究続行中

次に早く進めなきゃと焦り中の葉巻研究です。留学行くにしろ行かないにしろ卒論は書きたいと思っていたので、今年の初めくらいからテーマを検討していたのですが、紆余曲折あり最終的には葉巻愛好家を研究することになりました。

本当は11月中に終わってるつもりだったのですが、実は今も研究を続けていて、色々あって11月くらいに卒論出せないよ君と言われ(卒論は必須ではないのでいいのですが)、このまま形にできないのは悲しすぎるので、学会発表とあわよくば海外ジャーナルに掲載されることを目指して執筆中です。葉巻愛好家の方々、先生、研究会のみなさん、ゼミの友達の協力がなければできなかったことなので、感謝しかないです。気合い入れ直さねばと思っています。

ステキな時間

最後に一番良かったことを発表して終わります。今年一番良かったことは、友達、先生、先輩、家族と過ごす時間が予定よりも多く持てたことです。留学に行けず新しい出会いが失われてしまった一方で、既存の繋がりの中でステキな時間をたくさん持つことができました。こんなにあったかくていいのか冬の京都なのに、と思うくらい、今年の冬に会った友達は素晴らしい人たちです。

もうすぐ一年が終わる実感さえないのですが、そんなことを言っている場合でもなく、年が明ければ卒業の話が出てきて、時間に追われる日々がやってくるのかと思うと、あらゆることがカウントダウンで、心が忙しないし寂しいし感情がぐちゃぐちゃになってしまいそうです。でも、できるだけ焦らずに時間を大切に使っていきたいと思っています。Gotoもあるし気晴らしに旅行にでも行きたいとは思うのですが、会いたい人と京都でやっておきたいことがたくさんありすぎるので、旅行は未来に先送りして、一見地味に見える毎日を楽しみたいなと思ってます。

来年からは東京らしいので(まだ全然実感がない!会社に行ったこともない!笑)、自分の関西風味を残していけるかが勝負どころなのですが、自分にできること考えながら頑張りたいなと思ってます。一部を除いて同期の友達はみんなそっくりそのまま東京に行く感じなので、あまり寂しくないはずなのですが、やっぱり思い出がいっぱい詰まった景色がないっていうのは心許ないんだろうなという気がしています。鴨川を全国に流してほしいってずっと言ってます。(誰かいつかやると信じてる)


よく「2020年もう一回やり直したい」と聞きますが、私にとっては良くも悪くも、無くなってほしくない年になったように思ってます。
みなさんにとってもかけがえのない年になってたらいいな〜〜。

2020年おつかれさまでした、2021年もよろしくお願いします。

2020年書き切っちゃおうと思ってたのに全然伝えたいこと書けてないので、2021年も遊びに来てくれると嬉しいです。みなさん良いお年を〜。

P.S.
写真は、京都にいる人にはお馴染みの出町ふたばの年末です。
豆大福が大好きで時々買いに行くのですが、一見結構待つのかと思いきや、お店の方がスピーディーなのであんまり待たないところも、その魅力です。

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