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カルチャー週報 02/25~03/03

 今週はなかなか自由に動くことができずに、映画館や美術展などに行けず。もっぱら読書と、ネットフリックスでの映画鑑賞となってしまいました。そんな一週間でしたが、観たり聴いたり読んだりしたカルチャーをまとめました。

 最近は、kindleが手放せません。世間的に紙が良いか電子書籍が良いか、という議論があり、わたしはどちらかというと紙派でしたが、変わってきました。というか、それぞれ別物だという認識になってきました。紙だけで本を読んでいたときは気が付きませんでしたが、わたしにとって本は2つの種類があるようです。


 そのひとつは、単線的な本。これは論理展開を図式化し、分かりやすくつなげることを第一に考えて編まれていて、「あれ?何だったっけ?」と思って前のページにもどることが少ないものです。たとえば、新書、ビジネス書などがあげられます。kindleで空いた時間でずんずん読んでいける感じがあります。


 もう一つは、複線的な本。これは、脇の情報自体が重要なものであったり、また必ずしも論理展開が一筋縄でいかないものです。あと、行間を楽しんだりするものもこれにあたります。たとえば、専門書や学術書、分厚い小説があげられます。

 前者のものを空いた時間にちょこちょこKindleで読むことにしています。後者は家でゆっくり時間がとれるときに読んでいます。紙の本だと、「この辺だったかな?」と戻りやすく、何度も確認しながら複雑な議論を読み進めていくことができます。※ 逆に言えば、時間が空くとどこまで理解したのかが曖昧になってしまうという点もあり……

 個人的には、そうやって頭のなかでカテゴライズすることで、計画も立てやすくメリハリの効いた読書ができているように思います。

 で、今週は仕事に時間をとられたということもあり、単線的な本ばかり読んでしまったということですね。読みたい紙の本が机に積みあがっていきます……

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