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ジュニアのアウトプットと脳の成長の重要性

私の仕事はトレーナーなのでトレーニング指導や身体のケアやテーピングなどが主な仕事のメインとなっています。

もちろん持っている知識や経験を使って講習会やセミナーなどを行うこともあります。

月に1度だけの指導やセミナーなどではしっかりと教えることをしますし、分からなければ親身になって教えます。


しかし、長期で関わるチームなどにはあまり個々に指導しすぎないことにしています。

仕事放棄と見られるかもしれませんが、これはこれで狙いがあります。


それは

選手たちに思考させる事やアウトプットさせることを目的とするから

です。


トップ選手を育てるには競技が上手いだけではトップアスリートにはなれません。


特にジュニアのうちは競技だけではなく、思考力や精神力などが必要です。


わかりやすく言えば早く子供の脳から大人の脳に成長させなくてはいけません。


脳幹や大脳皮質、大脳新皮質などを成長させることで思考力だけでなく運動や感覚が優れていきます。

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長期に関わるチームや選手などにはとにかく

考えさせる

アウトプットさせる

自分の感情と向き合う


主にこれらを意識して指導させていただいております。

なのである程度指導して感覚をつかんでもらったら、それについて考えさせるためにそこから何も言わなくなったり、

他の選手たちに

「教えてあげに行って」

と言ってアウトプットさせることが多いです。


私たち大人はインプットよりもアウトプットの方がはるかに重要なのはわかっています。

そのほうが身につきますからね。


ですのでジュニアにもアウトプットをどんどんさせて、脳を進化させていく必要があります。

それにより競技力だけではなく、心もアスリートへ成長していきます。


日本の学生トップレベルでよければ競技力のみを鍛えていけばもしかしたらなれるかもしれませんが、世界レベルのプロ選手を目指すのであれば

心を(脳を)アスリートに成長させなくてはいけません。

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