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海を見渡せる歴史深い街・小田原

旅するクリエイター・すーさんです。
皆さんは自身の生まれ育った故郷のことについてどのくらい知っていますでしょうか?私も故郷を出て12〜13年経ち様々な場所に住み旅するようになりましたが、どこよりも地元のことを愛せるようになったのはつい最近のことでした。
今回はそんな私の生まれ育った神奈川県小田原市について紹介します。

引用:【2023年最新】小田原のおすすめ観光21選!

その前に皆さんは小田原についてどのくらいご存知でしょうか?
関東の方であれば「箱根・伊豆の近くにある街」「かまぼこ・干物・梅干しが有名」「湘南新宿ラインの行き先」などそれなりの知名度があるかと思いますが、それ以外の地域の方であれば初めて聞く方も多いのではないでしょうか。
今回は全国の方に小田原について来ていただけるよう、完全ガイドとして今回の記事を書くことにしました。
それでは早速見てみましょう。


① アクセスの良さ〜東京から約1時間〜|

小田原のアクセスの良さは大きな要素です。新幹線・JR東海道線・小田急線、東京からアクセスできる路線が3本もあり、新宿・品川いずれから1時間半ほどでたどり着くことができます。新幹線だと約30分。箱根・伊豆への中継地点としても機能しており、東京へ約1時間で行くことができるのが魅力。新幹線も利用することができ、全国各地へ行くのにも便利です。

引用 http://odawara-forum.com/access

◾️神奈川県小田原市へのアクセス
J R東海道新幹線:最速35分(東京ー小田原)
JR東海道新幹線ひかり:2時間20分(新大阪ー小田原)
JR東海道本線・湘南新宿ライン:75分(東京・新宿ー小田原)
小田急ロマンスカー:60分(新宿ー小田原)
小田急小田原線急行:90分(新宿ー小田原)

http://odawara-forum.com/access

② 海が綺麗〜湘南から伊豆諸島まで一望〜

まずなんと言っても海の景色の綺麗さ。小田原においてとても誇りに思っている部分です。晴れた日は遠くに湘南海岸・伊豆諸島が見え、遥か彼方には伊豆半島と箱根も眺めることができます。小田原に来たら海沿いを散歩するのも一つの見所と言えるでしょう。

湘南の海と比べて小田原の海は穏やかで静かです。周りに余計なノイズがなく、心置きなく安心して居れる場所。散歩するのに最適な雰囲気となっております。

③ 数々の名産品〜かまぼこ・梅干し・干物その他たくさん〜

小田原の名産としてまず挙げたいものがかまぼこ・梅干し・干物。昔から海にちなんだ保存食が有名で、小田原といえばこれらをお土産として買う観光客が大勢います。蒲鉾で言えば箱根駅伝の中継地点として有名な「鈴廣」が真っ先に思い浮かぶかと思いますが、実際には何十もの老舗蒲鉾店が存在しています。

ちなみに小田原で生まれ育った子どもたちはたいてい社会科見学でかまぼこ工場で見学・体験製造したりしていました。私もその一人で、かまぼこ工場でヘラを使って魚のすり身を木板に塗付するのがとても大変だった記憶があります。それだけかまぼこは職人芸。小田原市民にとっても生活の一部で、江戸時代から400年もの間老舗店が軒を連ねていることからこの街の代名詞といっても過言ではありません。


④ 歴史のある宿場町

小田原といえば小田原城・東海五十三次に代表する宿場町など、歴史遺産にも恵まれています。

1)小田原城
戦国時代では小田原は相模国(現神奈川県)を統治する城下町として存在して居ました。今でいう関東一帯にかけて勢力を伸ばした中心地であり、そのシンボルとなっていたのがこの小田原城です。小田原城へは小田原駅から徒歩10分ほどでたどり着くことができます。特に春は城周辺のお濠端で桜並木を楽しむことができ、歴史的遺産と季節の風物を味わうことができる絶好の場所といえます。

引用 https://odawaracastle.com
引用 https://odawaracastle.com

(2)宿場町
小田原は東海道五十三次の宿場町としても有名です。400年前もの江戸時代では江戸日本橋〜京都四条もの道のりを歩く人々にとっての憩いの場所であり、また難関の箱根山を超えるにあたって準備をする場所でもありました。街を歩くとその名残を感じては思いを馳せることができます。

引用:小田原宿(Wikipedia)


小田原の古い町並み①(城下町・宿場町としての面影と近代建築 【前編】) ~神奈川県小田原市~

その宿場町としての小田原を体験できるショッピングモールが小田原駅前にあります。ミナカ小田原です。
宿場町さながらの建物で小田原の各名産品・グルメ店が軒を連ねており、小田原駅に着いたらまずここで食事するのもオススメです。
もちろん帰路に着く前にここでお土産買うのもよし。小田原の良いところ全てが揃っている商業施設です。

https://www.minaka-odawara.jp

⑤最後に

私は生まれてから高校卒業までの18年間小田原に住んでいました。当時は東京ほど都会でもないこと・観光客の大勢があくまで箱根・伊豆への通過点でしか捉えていなかったことにコンプレックスを感じていましたが、小田原こそ貴重で豊富な観光資源があること・都会らしさと地方ののどかさがバランスよく共存しているということに気づいたのが20代になってからでした。
小田原の海の綺麗さ・アクセスの良さ・歴史的遺産や豊富な文化資源についての良さに気づいたのも大学生時代以降になってから。東京をはじめ40都道府県各地に旅するようになってからこそ小田原の良さが今となってはよくわかります。
東京ほど混雑せず、かといって地方のような閑散さもなく全てがちょうど良く揃っているのが小田原の良いところではないかと思います。

東京からすぐに行くことができる小田原。ぜひ海の声を聞きながら古き良き歴史の足跡に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

小田原の街並みを見下ろした姿 引用:https://93estate.com/iju/


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