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余白で自由演技。I am alone, but not lonely. コーチ/T…

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余白で自由演技。I am alone, but not lonely. コーチ/THE COACHインテグレーションコース2期(旧プロコース15期)修了/GTC基礎1期・応用1期/アルティメット/ディスクゴルフ/ゲームアドバイザー/SOTG

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  • 年始想定していなかった変化

    2023年のウィッシュリストに「年始に想定していなかった変化を3つ起こす」があり、振り返りとしてノートをまとめてます。

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愛しているなら、皿を洗え

6月8日は結婚記念日、12年前のこの日に新しい戸籍を作った。 (ちなみに結婚式記念日もある。違う日なので、便宜的に6月8日を結婚記念日と呼んでいる) オットは律儀にどちらも記憶しており(または記憶してるように見せかけており)、小さな非日常を用意してくれる。 今年は平日だったので、当日は家族で夕食後にタルトを食べた。週末は、レストランディナーが予約されてる。 オットは、大切にしているという気持ちの表現においてはトコトン「行動の人」だと思う。 家事、めっちゃやる。 育児、めっ

    • Journey behind me, journey ahead of me

      4月から新しい職場に異動になったわけですが、異動に至るストーリーがいくつかあるから、忘れないように記しておこうと思う。 私の目前にある道のりにどうつながってるかも、紡ぎたい。 バーチャル会議の罠北米、欧州、日本の3リージョンと仕事してた。 朝から、北米とのミーティング。 日中、国内の所属組織のミーティング。 夕方になると、欧州とのミーティング。 夜になると、3極ミーティング。 特に夕方以降のミーティングがつらかった。 子どもと夕飯食べたい時間に、定例ミーティングが入ってる

      • 日常的一人相撲

        「どう考えてるか聞かせてください」と言われると「お前はロクに考えてないんだろ」に瞬時に脳内変換される。 でも実際話すと「自分でやろうとしてるけどやったことないからアドバイスください」だった。 すごい! ザ・一人相撲だ!笑 面白いことに。 あ〜別に攻められる/責められるわけじゃないんだって安心した瞬間、アドバイスめちゃくちゃ湧いてくるんだよ。 あるんだよ、自分の中に。考えも、願いも、信念も。 それなのに「お前ロクに考えてないだろ」に変換して受け取った瞬間に、私に呪いがかか

        • 1年1回ステキな日

          4月8日は花まつりの日。 そして、私の誕生日! いま一番したいことは、この私をピン留めしておくこと📌 コーチング、クライアントさんにじっくり感謝してもらいながら、自分にとってちょうどよくやってるよ。月10超くらいかな。 CICPをそろそろチャレンジしてみようかな。 ACCも取りたいな。 チームコーチング、GTC1期生として終了間近。チームコーチングへの期待、ワールドワーク・コーチングへの期待、それを届けていくのはこれからだ!の突き上げる拳と、ここで継続的にやらせてほし

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        • 年始想定していなかった変化
          2本

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          Peaceful ending

          「4月から異動です。今までありがとう」と3/22に言われた。 今のチームに2年、その前から掛け持ちで1年。この仕事は3年やった。 アンパンマンの顔がなくなることも度々あり、ポジションに求められる働き方は私の大事なものを犠牲にさせる感覚があって、もうそろそろいいかな、とは思ってた。 でも、あと1週間でおしまいです、と突然に告げられると、「そっすか、了解っす。あざした!」とは勿論ならなくて。 終わると知ってから、終わるんだとわかるには、時間がかかるなと体感した。 3年間の断

          Peaceful ending

          「嫌い」をやりきってみる

          かぶり慣れたコーチの帽子は脱いで、古い友達として話してみた。 私はまずなんやコイツと思ったら、心の中ではっきりと「嫌だ」と感じる。 人のこと嫌いだと感じるのは、お腹空いたらお菓子に手が伸びるくらいに、直感的で当たり前だ。 私は、人や物事を「嫌だ」と感じるのを我慢できない。 そんな私として、そのまま生きることにしてる。 嫌だ、嫌いだと思ったら、私の中でそのスタンスを遠慮なく取る。 スタンスを取るというのは、嫌だと思ってるのをそのままにしておくこと。 敵意剥き出しの態度を取る

          「嫌い」をやりきってみる

          Perfect Days - ある世界線とありえた世界線、絵と地、陰陽

          選ぶとは、ある一つの世界線を拾い、それ以外の展開を手放すことだ。すべての可能性を残しながら生きることができる人は、存在しない。 選んだ世界線か、手元に残った世界線か、はたまた何かによって取らされた世界線か、物語はいろいろあれど、結局はいま自分がいる世界でベストを尽くす。そのことが、その先の世界線をまた選んだり手放したりすることになる。 つくづく、人生はフラクタルだ。 平山は自分で選んだ世界の中で、ひとつの perfect daysを生きている。毎日なにかが新しく、それを愉快

          Perfect Days - ある世界線とありえた世界線、絵と地、陰陽

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          冬のもふもふシーツと布団カバーを朝から洗濯した。羽毛布団も干した。 昼過ぎには取り込んで、ふかふかの布団にいいにおいのもふもふカバーかけた。同じにおいのもふもふシーツもかけた。 お風呂で、そのことを思い出した。 もふもふのサンドイッチだ。干したその日が一番だ。 たのしみ。うれしい。きっと気持ちいいだろう。 早く布団に入って、ゆっくりと眠りたい。 心も身体も、意見が一致する。 環境もその通りに導いてくれる。 内なる平和がもたらされる。 今夜ばかりは、夜更かしは賛同を得られ

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          紙芝居をめくる掛け声が聴こえた

          昨日のエッセイの続き。 「散歩したくないにも、理由があるんだな」と思った後の話です。 「昼休みに散歩したいマン」の願いがなかなか叶わなかったことで、実はそこにいた「昼休みくらい時間に追われたくないマン」の存在に気づかされました。 「時間に追われたくないマン」は、日中は信じられないくらいおとなしくしています。 ブルドーザー型ワーキングマザー(私の中の他の人)に道を譲っているのかなw しかし、「散歩したいマン」と「時間に追われたくないマン」の昼休みデスマッチは相変わらずです

          紙芝居をめくる掛け声が聴こえた

          やりたいことがあるのに始められないのも悪くない、という話

          テレワークがメインで、日がな一日自宅にいる日が多い。 運動不足だから昼休みに近所を散歩しよう!気分転換にもなっていいじゃん! と思って久しいのだけど、一向に出かけない自分がいました。 罪滅ぼしみたいに、猫の額である玄関前の掃き掃除とかしてるんだけど。 おい、散歩はどうしたんだ。 忙しい日でも、食後20分くらいはあるし、それだけあればその辺りをぶらっと回るくらいはできるはず。 頭ではそう思うけど、私という人は散歩に行かないのです。 この時、自分の中で何が起きてるのかを観察

          やりたいことがあるのに始められないのも悪くない、という話

          Less is more

          とある場のチェックインで、自分には葬式と出産がいっぺんに来ているんだと話した。 だんだん終わっていく自分と、徐々に立ち現れて始まろうとしている自分がいる。 近ごろ物足りなかったりなんだか居心地が悪かったのは、もう着ている服が身体に合わないということだったようです。 だから、私は旅立ちのときにいます。 一つ心がけとして、 【スタンスは取るけど、ポーズは取らない】 こんなのが湧いてきています。 スタンスを取るとは、立場を明確にして表現し切ること。 ポーズを取るとは、見栄えが

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          シャンプーで身体を洗いかけたらひとまず笑え

          年始のApple初売りでiPhoneを新調した。先代のデバイスは、5年使ったのに下取りで2万円も戻ってきた。 激しく壊れたりして困らされたこともなかったものの、電池がへたってたし、1年後もこれ使ってるというイメージはなくて買い替えた。 デバイスの移行処理には、かなり緊張していた。 なんだかわからないけど、私はこの手の「その通りやれば誰でも同じようにできる」でコケがちである。 たとえば、会社PCは渡されて間もなく初期不良で返却。新PCは設定の最初のアカウント連携でナゾにエラー

          シャンプーで身体を洗いかけたらひとまず笑え

          2024年、私がやらない5つのこと

          顔がなくなるまでアンパンを分け与えない。 与えることは与えられることで、私の喜びでもある。 だからこそ、顔をちぎって渡していることに自覚的になろう。 コーチ面をしない。 窮屈に感じてるとき、我慢してるとき、身体にサインが出てる。 思わず差し出す、夢中な人に麦茶を配る、知ってることは伝えたい、愛のあるおせっかい。そういう “いい感じの自分” でいられてるときは、自分でわかる。 先回りしてやりすぎない。 確定させてラクになれるのは私の利き手で、大切なことだ。 未確定のままにし

          2024年、私がやらない5つのこと

          Plenty of light, plenty of shadow

          光と影は、いつもひとつだ。 光も影も、両方あってひとつなのだ。 私は、光と影のあわいに愛があると信じることにする。 特に、影が影のままでいることも受け入れよう。 時には、愛を持って遠くからのチラ見に留めてみたりして。 全てを光で照らそうとしなくていい。 どう照らしても、また新たな影が現れる。 光があれば、影もそこにある。ただそれを認めるだけだ。

          Plenty of light, plenty of shadow

          始動させたのは覚悟ではなく、うっかりだった

          「やった方がいいんだろうけど、覚悟が決まらないのよね」と言い続けていた活動を、2023年の私は再始動させた。 アルティメットにおける、ゲームアドバイザーのお役目です。 ゲームアドバイザーは、アルティメットの大会に設置される、専門性の高い役割。日本国内だと、およそ全日本クラスの大会を中心に現れる人々です。 セルフジャッジで進む試合の進行をサポートすること、選手や観客がフィールドで何が起きているかを理解しやすくすること、などがお仕事。 コミュニケーション、ルールの両面で優れたス

          始動させたのは覚悟ではなく、うっかりだった

          損切り早いね、の実態

          さいきん人から「(良い意味で)損切りが早い」と言われた。それは納得感がありうれしかったんだけど、一方でなんとなく自分は本来的にそういう人間であるようには感じなかった。 これまた別の人との話の中で、「自分でやろうと決めたことなのに結局やり切れないと、自分にがっかりする」ということを聴いて、私はそういうとき全然がっかりはしないのに、そこはかとなく「…わかる」となった。 粘り強さが絶対的な美徳とされる世界では、違うなと感じるや否や方向転換することは「飽きっぽい」と揶揄される。

          損切り早いね、の実態