2024年2月21日・尾道一泊の旅
先日、2月21日、突然思い立ちふらっと広島の尾道へ一泊の一人旅に出かけました。
ホント、何の目的もなく、ふらっと一人旅をしたのは何年振りだろう・・・という感じでした。
出発する時、地元の出雲は雨模様。この時期の山陰は大体こんな天気です。
山陽に行ったら、燦々と太陽が輝いているだろう・・・と勝手に思い込んでスタートです。
尾道までは車で2時間。比較的近いのです。
松江尾道道という高速道路を走ります。ほぼ無料区間でした。
行けども行けども、お日様は覗きません・・・結局、滞在中、山陽も雨でした。
ほぼほぼ、ノープランで尾道へ。
車で走っていると千光寺公園こちらと出てきました。
初めて聞くお寺の名前でしたが、きっと尾道の観光地の一つだろうと思い、まずはそちらへ向かいました。
千光寺は千光寺公園の中にあり、この日は閉館でしたが美術館もありました。
この千光寺公園、回ってみると、巨石だらけ。
古神道的にいうと磐座でした。
やはり神社もありました。
祀られていたのは熊野権現宮。
熊野権現宮はスサノオと同一視されることもあります。
やはりスサノオに連れてこられたようです!
その横の巨石には烏天狗が彫られていました。
天狗は猿田彦のことではないか?と言われることもあります。
猿田彦はインドの神様ガネーシャと同一視されることも。
出雲口伝では、古代出雲王朝を築いた出雲族の起源はインドだと語り継がれています。
ガネーシャ、猿田彦、天狗・・・
色々繋がってきそうです。
そして、この烏天狗は雲らしきものに乗っています。
この雲の形のデザインは出雲でもよくみられます。
今読んでいるこの本によると、古代日本、縄文から海洋民族が世界へ文明を広げていったと書いてあります。
そういった古代史を知った上で各地の寺社を回ると、ロマンが広がり面白いです!
夫婦岩がありました!
夫婦岩、夫婦杉、夫婦椿・・・神社には夫婦の形で祀られているものが多いですが、やはり夫婦、男女、陰陽、この形が全ての始まり。
山陰から山陽へ行くことも、こういう形を具体化しているのかも知れません。
そしてこの公演は見晴らしが素晴らしい!
そんなこんなで、千光寺公園を後にしました。
雨で体も冷えてきたので、温泉が恋しい・・・
近くの温泉へGO!
温泉に入って、尾道のコメダ珈琲へ。
今回はギターを持ってきていました。
結局、ギターを出す機会はなかったのですが、今作っている曲の作詞をコメダでやりました。
一人がけの席が通りを向いていて、過ごしやすい席でした。
そして、宿へ向かいます。
宿はうちも登録しているアドレスの宿。
アドレスの管理人は家守という名前で、宿泊者と街をつなぐ役目もあります。
嬉しいことに、この家守も別の拠点に泊まれる特典があるのです。
だからこそふらっと旅に出やすいわけです?
アドレスは二拠点・他拠点生活のプラットフォーム。なので宿という言い方ではなく、拠点という言い方が正しいのかも知れません。
アドレスは基本、セルフでチェックインからチェックアウトまでできるようになっています。
どの拠点も統一のハウスルールが徹底されているので安心です。
写真はないのですが、この拠点のすぐ前は海。
玄関を開けるとすぐそこは海でした。
でも、静かな瀬戸内海。音的には海のそばにいる気はしませんでした。
この日の夜はこの拠点の家守さんと、同じ拠点に泊まっていたアドレスの社員さんと飲みにいきました!
店内のBGMがアラフィフにはたまらない選曲でワクワクしました。
美味しい料理と共に、話に花が咲きました。
常連さんも合流して、美味しいお酒をしっかり楽しみました。
そして、翌日。
家守さんが前日から朝風呂とモーニングを誘ってくれていました。
朝起きれるかな・・・(朝は劇弱)と心配していましたが、温泉に行ける!と思ったら何とか起きれました。
この日帰り温泉、毎朝7時からやっているそうです。
温泉好きとしては超羨ましい!
うちも近くに朝風呂があったらいいのに〜!!
朝風呂で完全に目覚め、次はモーニング。
そこもまた素敵!自家焙煎の珈琲店でした。
もうため息が出るほど素敵なお店でした。
昨晩、飲みにいった3人で朝から色々な話が出来ました。
みんな気持ちが良いものだから、出てくる話もポジティブ!
そんなこんなで夜も朝もアドレスというサービスを使ったおかげで、普通では味わえない経験をすることが出来ました。
もし、普通のビジネスホテルなんかに泊まっていたら、こんな経験は出来なかったでしょう・・・
アドレスの家守さんがいてくれるからこそです!
こんな感じで旅をしてみたいな〜という方にはアドレス、超おすすめです!
僕も出雲へ戻ったら、家守として良い体験を提供したいと改めて思いました。
この日は夕方には出雲に戻っていなければならなくて、お昼、尾道ラーメンを食べて、尾道を後にしました。
一泊二日の旅でしたが、時間的にはもっといたような感覚。
やはり、夜と朝、アドレスの方々と一緒に過ごせて、色々なお話ができたことが、この質の充実感をもたらしてくれたと思います。
やっぱり旅はいいなぁと思えた二日間でした。
こちらに戻れば、僕は受け入れる側です。
出雲へいらした方々の良い思い出作りに貢献できるよう、僕も創意工夫を凝らしたいと思います。
今回の旅で出会ってくださった方々、ありがとうございました!
尾道へまた行きます!!