読書が進まない。
いつも暇さえあったら本を開いてる僕にも、進まない時がある。
単純にすごく疲れていたり、体調が悪い、とかそういうのもあるけど、身体的理由では無くて、精神的理由で進まない時がある。
今、読みはじめた本が久しぶりにノンフィクションなのだけど、怖くて読めない(乙女か)
「母という呪縛 娘という牢獄」
母親からの教育虐待で医学部9浪、母親が寝ているところを刺殺、バラバラにして捨てる、、、母親を殺したあとのツイートは「モンスターを倒した。これで一安心だ」
……すげえな、怖すぎないか?
ゾクゾクする。
自分も似たような所を目指しているだけに、もしも自分の親がそうだったら?9浪?嫌になっても辞めさせて貰えない、諦めることも許されない、もう読む前の入口から怖いんだよ。
怖いからこそ読みたくなったのに、怖くて読めないってなんて本末転倒で雑魚メンタルなんだ、僕は。
そんなわけで、進まないのである。
そんな中、彼女から「汝、星のごとく」を読んだら感想聞かせてね、とLINEが来た。
なんということだろう。手元にある。
あー、もうめっちゃ「汝、星のごとく」の方が読みたいよ〜。
あなたに言われたら、読むしかないでしょう。
……でも、でも。
読書って、ある程度の気分のノリと勢いがあった方がいい時あるんだよな。
ノンフィクションは特にそんな気がする。
乗ったら一気に読み終えてしまう。
好きな文体の作家さんだと本当にスルスル読めちゃうんだけど。
なかなか読めない作家さんもいる。
僕は何故か三島由紀夫が苦手で「仮面の告白」をもう一年くらいちまちまと読んでいるけど、読めないのはなんでかな?
自分でもわからないけど、三島由紀夫の「仮面の告白」は悔しいからいつか読み切ろうと思って読んでる(もう読むのやめろと少し思っているけど)
いやー、別のにすりゃ良かったかな「音楽」とか。
興味をもう少し入れて本を選ぶべきだった。
今更遅いけど。
物書きの友達から
「俺さあ、三島由紀夫が嫌いなんだよ。彗くんどう?読んだことある?読んだら感想聞かせてよ」
そう言われて代表作っぽいのを読み始めたものの、過去一読み進まない。
苦手って聞いて意識してるのか?
もうなんだか、スッキリしないから「仮面の告白」読み切るまで何も読まずに、読み切ったら「汝、星のごとく」読もう。
怖い話はその後だ!!
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