先日、都内のカフェにて企業研究をしているとき、後ろの席で行われていたOB訪問を盗み聞きました。

相談者は秋田県内の大学に通う４年生の女の子。リクルートスーツを着用。
回答者は、地方の大学出身で、会社を立ち上げたばかりの超若手起業家。彼は大学在学中はほとんど都内に住み、スタートアップでインターンをしていたのだそうな。

相談は、「全然内定が出なくて…」の言葉から始まる。

女子「全然内定が出なくて、周りはなんか決まり始めてるのになんでだろうと思ってて、、、」

起業家「へぇ～！意外！え、どういうことが将来やりたいの？」

女子「なんか、今までの留学の経験から～ゴニョゴニョ～、人前でプレゼンしたりして、モノを伝えるような仕事かな～って、、」

起業家「あ、プレゼンとかする感じ？コンサルとか？あ、ちがうか、論理的な感じじゃなくて？」

女子「あ、はい。論理ってよりか、想いのほうで。自分の想いを感情込めて伝えるのはたぶん慣れてるしできると思うから、そうやって就活もやりたいしそういう仕事ができるかなって」

起業家「オレが今まで教えてた子たちの中でもプレゼンうまい子っていてさ～～、あ、ほらオレってゴニョゴニョで働いて、大学生向けにビジネス講座とかやってるじゃん、そのなかから～～」

～～彼が教えた大学生がテレビ東京の番組に出演した話～～
～～彼自身のプレゼン術と、教え子にどうプレゼンを教えたかという話～～

起業家「え、でも、（女子）さんって、どこで落ちるの？最終？」

女子「いや、二次とか、です」

起業家「あ～、今まで（女子）さんと話したオレから見たら（女子）さんに内定出ないのおかしいと思うんだよね～。たぶん、最終まで行ったら落ちないよ！役員とか社長と会ったら全然いけるとおもう！二次とかだと、現場の人間が出てきちゃってさ、あいつら社会人慣れしている学生を合格させちゃうからさ～、あいつら頭悪いんだよ！！」

女子「そうですか、、」

起業家「ゼッタイそう！もう俺がfacebookで「XX大の、プレゼンが得意で留学経験豊富な就活女子がこんな仕事探してます！」って投稿したらメッチャ（女子）さん採用したい！ってメッセ来ると思うわ！」

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相談会はまだまだ続きましたが、私がカフェを出なければいけないし自分の作業もあるので、集中して聞いていたのはここまで。

彼女の悩みは、解決されたのだろうか？

具体的な、次のアクションは策定できたのだろうか？

OB訪問も比較的する就活生である私もOB訪問する相手は気を付けようと思わされる事例でした。

せっかく上京してきている時間が無駄にならないようにしようね。

あと一か月、がんばろうね、地方就活生！