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花曇なんでもない日にクラッカー

友人がはじめての転職に成功しました。
このご時世、慣れないオンライン面接を突破し、自分のことのように嬉しいです。
「内定メールがきたよ!」というLINEといっしょに、短い動画が送られてきました。
彼女のだんなさんがクラッカーを鳴らし、小さなくす玉をあけ、家族みんなの喜びの声が収められていました。
なんとハッピーなシーンでしょうか。

転職に成功した友人に対し、わたしのだんなさんは、仕事の面で少し踏ん張りどきでした。
何か明るい気分になったらいいなと思っていたところに、この動画。
すぐにクラッカーを買いに行きました。
「なにかがあるからおめでたいんじゃないくて、おめでたい気分のところにそれに合う結果がくる」という感じのことは、とても昔から言われていますよね。
予祝というやつです。お花見も予祝のひとつです。

書斎から出てきただんなさんめがけてクラッカーを鳴らします。
息子はだんなさんの足にしがみついています。
「おめでとう!毎日おめでとう!」私は言いました。
「なんか、おめでたい気分になった!クラッカーいいかも!」だんなさんも言いました。

花曇をクラッカーの音が切り裂いてくれたらいいなと思って詠みました。
「オンザリッツしよ!」のクラッカーに解釈されるリスクもありますね。
それは諦めました笑。
助詞を「なんでもない日の」か「なんでもない日に」するかは迷ったところです。
のにしたとき浮かぶ映像は、使い終わったクラッカーがそこにある感じ。
ににすると、クラッカーを買おうと思い立ったところから映像になって、わくわく感も出るかなあと思っています。

総じて、仕事がどうであれ、毎日おめでたいし、毎日だんなさんは最高です。

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