susumu78

北海道に住む 78才 独居老人です  こころの 薬にと 撮りためた写真に  心象のつぶ…

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北海道に住む 78才 独居老人です  こころの 薬にと 撮りためた写真に  心象のつぶやきを載せました 生きた証を残したい

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【写真詩】 春の妖精

やさしい春の風に あなたの かおりに 誘われて来ました 秘めやかな こころときめき・・・ 私は春の妖精 あなただけの私 大事なあなた 冷えた心を暖めて 愛の交錯 その濡れた口唇を寄せて 湧きあがる愛を求めて 二人の秘密を  とじこめた日 春の光に ふるえる ふたりの 初恋 こんなにも君を思い こんなにもあなたを求めた 春の光に輝く 君は森の妖精

    • 【写真詩】 目覚め

      春を告げる 春の気まぐれ 不意打ちの初夏に 戸惑う山の幸 まどろみの夢の 目覚めの祈り 不思議なトキメキは 飾らない言葉で あなたの心へ 汚れを知らぬ君は 春の日差しが恥ずかしい 長い夢から覚めるとき 目覚めの光がまぶしい 目覚め  胸躍る

      • 【写真の詩】老い桜

        長い時を越えてきた 紆余曲折 時を知る  老練の命 桜花 春風の中 眩しく たおやかに 仰ぎながら君を想えば 限りある日々と 巡り々る季節の中で 果てしなく上に 彼岸まで 薄紅色の老い桜が  春の日 何気ない 陽溜まりに揺れている 小春日和の穏やかな日に あなたの優しさが浸みて来る 命をかけた 桜華 生きてさえいればいつか きっと・・・

        • 【写真の詩】 暗雲

          暗雲広がって 空が騒がしい  雲に紛れて 本当のことが見えない 涙 吸い上げ 膨らんだ雲 重い空よ 苦しくなる もがいてる 希望の虹も悪運にとけていく 都合の悪いシナリオ 書き換えられて 役目を終えりゃさよならと  雲に隠れて消えていく 行先不明の方舟に乗せられ 嵐の来る闇に漕ぎ出す 冥土の土産は 闇か光か 手放した夢が虹になる 消えない虹を探しに

        【写真詩】 春の妖精

          【写真の詩】 幻影

          時空のはざまに 幻影をみる 行先のない 旅立ち 刹那のはばたき 幻影の向こうにある はるか遠くに感じていた景色 悲しみに さようならして 過去が手の届かない場所へ 岬のはずれの蜃気楼 かすみゆく季節の向こうに 背負った荷物 辛い想い出 みちずれに 振り向かないで 時刻表のない旅へ まだ見ぬ未来 探しに 旅立ちの日

          【写真の詩】 幻影

          【写真の詩】 若葉の時

          優しい春の光に 照らされて 若葉咲き誇る頃 優しい風が 想い出つれてくる 若葉が風に ささやく 風に揺れる青春のように ざわめく想い 若葉の数に願いを聞いた あなたの囁き さやけき声に 胸たかなりし春 季節がめぐり あなたのいない春 青葉の輝き胸に染む 青春の忘れ物 青葉だった頃の夢 あのひとは もういない

          【写真の詩】 若葉の時

          【詩】捨てられしもの

          帰ってきた 捨てられしもの 迷い流れて 恨み節 涙波の波頭に舞い戻る 忘れた昔が 戸を叩く どうぞふりむいて  どうぞ気がついて 使い捨て時代の恨み節 苦い記憶は葬れば むしろ蘇って居残る 捨てたつもりが 思いもよらず つきまとわれる

          【詩】捨てられしもの

          【詩】虚無の影

          時の均衡をとめる 虚無の空間にまどろむ影 ゆっくりと 透き通って もがく思考が崩れていく 短い夢の透き通った景色 無造作の中に潜んだ意識 耐える理由を探しながら 隠した想いが揺らいで落ちていく 一瞬のまばたきに 繋ぎ留めるものなど何も無い 行き先のない時の流れの 思考の連鎖

          【詩】虚無の影

          【詩】 めばえ

          春になって出会ったあなた いつの間にかこうして 出逢えたあの日から いつもそばにいたね ずっといちばん近くに わたしだけがあなたのこと 見つけ出せる ずっと一緒だね イメージ真逆でも 仲良くしてね 孤独な心を満たす あなただけを見ていたいから 綺麗な罠を仕掛けられるの 恋の糸を繰り出すがあなたが愛しくて 恋心を絡められ 恋心を縛られて さだめみたいに惹かれあった あなたと もうすこし 恋のかけひきしたいから 夢みた物語 知らぬまに 淡く消えることがある いつの日か 

          【詩】 めばえ

          【詩】 森の妖精 

          春を歌う 妖精 優しい春のひざしに抱かれて 奏でる  愛のハーモニー 変わらぬ美しさ 愛の魔法で 白い衣をまとう 蕾の数だけ愛がある あふれる想い この胸の中 時の風よ 一途な想いを ときめきを 恋を糧にして咲いた花を 散らさないでね 消さないで 静かに愛し やるせなく燃える そうよ 一人じゃ咲けないの 私はあなたの水芭蕉

          【詩】 森の妖精 

          【歌】 波濤

          残照の時が流れる 日の終りの ステージ 夕影の 残波の舞 めくるめく 光の残映 波のざわめき  岩礁に 粉砕される 波涛 あかね色にそまる 波霧 波光が舞い上がり 雲海がわきでて 流れていく 心に響く 幻影の潮騒

          【歌】 波濤

          【詩】 雪洞の春

          雪洞の春 吹き抜ける こころの さけびに 導かれ ここまで来ました 時の流れに いのちたくして 振り返り 心の 叫びを聞く 消えぬ 胸の痛を抱え ここで 眠りにつきたかった 時の流れに いのちたくして 凍えた記憶を背負い込んで 泣きたいときは思い切り泣けよ 涙が 人を強くする 君はひとりぼっちじゃない あふれる想に  素直になれ 愛する心 取り戻したら 吹き抜ける 優しい風にこころ預けて 昨日に さようならを言お 冬眠からの目覚め 帰る場所へ めばえの息吹は心の中にも

          【詩】 雪洞の春

          【詩】 春景

          大空と広い大地のそのなかで 悠久の時 豊潤なるだいち 吹く風が 季節の終わりを告げ 大地のキャンバスが 春を描くあなたを待っている やさしい時が ながれてる 幾多の苦難を越えて 遥かな時を 越えて来た 母なる大地 そっと耳を澄ませば 聞こえてくる  大地の囁き 静かな大地を 平和な大地を 大地の愛は 果てしなきもの

          【詩】 春景

          【詩】 哀夜景

          流れる時は 日 暮れて 磯のかもめも帰るころ せつなく残る この思い 帰るかもめの涙声 呼べど帰らぬ 磯かもめ 胸焦がす涙の 宵闇に 濡れて飛び立つ 磯かもめ あなたの影が 消えていく 宵の空に おぼろ月 あなたが灯した この胸の残り火 こころのざわめき 潮騒に いとしい あなたの影が 消えていく さだめの 闇のはざまに 消えていく はるか彼方に  消えて行く 暮れなずむ 心 残して

          【詩】 哀夜景

          【詩】朝ぼらけ

          朝ぼらけ 時のはじまり 闇が 地平線に消えていく あてもなく彷徨う さびしき郷愁の影 遠い空の彼方から 望みをつれて  かすむ思考に 光がさし 夢の渇きをいやしてくれる 胸の奥に閉じ込めてた想い 溶けてしまいそうな 気持ち溢れ出す 愛しいあなたは夢の中 あなたへ放つ薄色想い 迷い心の未練の炎 溢れる想は この胸の中 こころゆらめく かすみの光

          【詩】朝ぼらけ

          [詩] 春景

          大空と広い大地のそのなかで 春の 息吹が  優しく大地に 話しかける もう少しで いのちが 目覚めると 定まらない季節のきまぐれ 眠る大地の目覚めの時 北国の春は行きつ戻りつ  春の扉を開く そっと耳を澄ませば 聞こえてくる 大地の囁き 空と 雲よ 生命は 巡り来る 母なる大地の懐に

          [詩] 春景