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お散歩記録 または本日の文化活動

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日常はセレンディピティ。
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[グループ写真展|I feel fine]に参加します。

2.28〜3.3に目黒区美術館区民ギャラリーで グループ写真展に参加することになりました。 大学時代、写真部に属していました。 青学の場合、写真研究部という名前。 写真部というよりは「写研」って呼ぶ方がちょっとだけしっくりくる。 特に研究はしてなかったけど。 ぼくが大学1年生で写研に入部した頃は 宮崎美子さんが 今の君はピカピカに光って〜♫ とビーチでジーンズを脱いで水着になるTVCMが流れていた時代。 フォルムカメラ、全盛時代。 激写の時代。 ミノルタ X-7 知っ

杉本博司 本歌取り 東下り|渋谷区立松濤美術館

杉本博司 本歌取り 東下り 渋谷区立松濤美術館 本歌取りとは、本来、和歌の作成技法のひとつで、有名な古歌(本歌)の一部を意識的に自作に取り入れ、そのうえに新たな時代精神やオリジナリティを加味して歌を作る手法のこと。 西国の姫路で始まった杉本の本歌取り展は、今回、東国である東京の地で新たな展開を迎えることから、「本歌取り 東下り」と題されました。 以上、松濤美術館のホームページから抜粋。 たまたまカメラという道具をもっていて。 写真を撮るぼくにとって、杉本さんは表現の多様

「一冊の本を売る店」森岡書店

CasaBRUTUSで、このお店を知ったのは2015年。 いつか行きたいなーと思っていた。 でも、いつか行きたいなーという思いは、だいたいは思いだけで終わってしまっている。 いつか行きたいはやっぱり「いつか」であって、「いつ」ではないし。 でも「いつか行きたい」くんは、いつでもぼくの頭の中のどこかに座っていて….。 大きなホールみたいなところにパイプ椅子を並べて、たくさんの「いつか行きたい」くんが虎視眈々をぼくを窺っている。 そう虎視眈々と。 一人じゃなくて、たくさ

ロコとリゾートの境界を歩く|ハワイ島とオアフ島の休日日記

はじめに|ホノムのジャム屋さん久しぶりに海外に行ってきた。 しかも、大好きなハワイに。 若い頃には「正月に芸能人が大挙していくとこ」という認識しかなかったハワイなんだけど、シニアになった最近では「帰りたい場所」みたいな感じになっている。 なんでだろ? そうそう、いつだったかアカカの滝に向かう途中で、ホノム(Honomu)という小さな町に立ち寄った時。 ジャム屋さんのおじいさんと、猫。 ハワイの小さなロコタウンに流れている、ゆったりとした時間や気持ちの良い空気に触れた瞬間

2022|これは美味かった選手権!

と、キャッチーなタイトルで書き始めてはみたけれど正直グルメというほどでもなく、ましてや食通を名乗るほど舌が肥えているわけでもない。 まあ食通方面は、小山薫堂さんあたりに任せておくとして。 ここで書いておこうと思ったのは、どちらかといえば2022年に「記憶に残った味」。 旅先とか、所用でどこかに行った流れで立ち寄って美味しかったお店。 備忘録。 「美味しい」ってのは、もちろん味もそうなんだけど、そこで過ごした時間のほうがもっと重要。ですよね。 年末ということもあり、どんな

感覚の島(SENSE ISLAND)|暗闇の無人島でアートイベント

猿島。 横須賀から船で10分。 東京湾に浮かぶ無人島。 戦時中には東京湾を守る要塞として使われた猿島は、今では無人島となり無垢の自然がその主役。 夏には海水浴やバーベキューを楽しむ人たちで賑わうこの島で、「暗闇の美術島」として、アートイベントが開催されています。 感覚の島(SENSE ISLAND) https://senseisland.com/ 2022年11月12日(土)~12月25日(日)17:00-21:30 瀬戸内国際芸術祭、大地の芸術祭、横浜トリエンナー

大相撲観戦記|2022年両国国技館|大相撲九月場所

両国国技館のすぐ近く下町の典型的な定食屋さんがある。 下総屋食堂。 一見しただけで、その歩んできた道みたいなものを感じる店構え。 期待を裏切らない、美味しさ。 以前にもnoteに書いたけれど、両国国技館に大相撲を見に行くときには立ち寄ることが多い。 そこでいつも食べるのは、サバの味噌煮や、おからなどのお惣菜。 思えば20代の頃、30代の頃。 食べてなかったな、こういう献立。 たぶん、小学生の頃はよく食べてた。 おふくろの味。(ちなみに今、60代です。) 今どうして、こ

〈夏にこそ行きたい美術館5選 and more〉

なんだか夏が早く来てしまって、みなさんいかがおすごしでしょうか? っていうか、なんか夏休み気分ですよねぇ。 あー、どっか行きたいなーと思いながら、自分で撮ってきた写真を見てて、あ、そーだと思いついたアーカイブ。 ぼくにとっての地元 横須賀と、箱根、北杜、那須方面で、夏だからまた行きたいなーと思った美術館を5つ選んでみました。 [横須賀美術館]神奈川県横須賀市 設計:山本理顕設計工場 2007年開館。 三浦半島の観音崎にあります。 元横須賀市民なので、レストランも含めて行

大地の芸術祭|2泊3日の過ごし方・実体験報告

里海の瀬戸内、里山の越後妻有。 芸術祭として有名な2つの芸術祭。 今回ご紹介するのは越後妻有「大地の芸術祭」。 会期は4月29日~11月13日。 春から秋にかけて、いい意味でだらだらとやってくれていて、壮大な里山の中を感染回避を考えながら回ることができるのでおすすめです。 旅とアート。ときどきグルメ。 里山の芸術祭、2泊3日の実体験をご報告します。 ひとつだけ。 火曜日と水曜日は定休であることには要注意。 でも恒久展示で無料の屋外作品は観れるので、定休をうまく使えば、混

瀬戸内国際芸術祭前夜|直島以外に回っておきたい厳選3島

また、この季節がやってきましたね。 瀬戸内国際芸術祭|2022夏 8月5日[金曜日]—9月4日[日曜日] 31日間 初めに申し上げておきますが、このコラムはあくまで個人の感想です。w 自分で探して、自分で歩いて楽しむのが一番よいと思います。 ひとりの「瀬戸芸」好きが、こんなことを思ったと参考にしていただけると幸いです。 たぶん、直島は外せない島ですよね。 特に初めての方は悩みますよね。 「直島以外どこ行く?」 船の時間もあるし、そうそうはうまく回れない。 まあ、あんまり

〈NENDO SEES KYOTO〉

ここのところ、なぜか東海、関西方面に仕事が多くて、品川起点に新幹線で行ったりしている。 仕事で行ったり来たりしているだけでは、なんだかもったいないなと思うので、ついつい寄り道も多くなる。 ある意味、寄り道してなんぼの業界で仕事しているので、寄り道には積極的だ。 と、自己肯定。 1月のとある日。 仕事を終え阪急電車に乗って、ちょっとだけ小雨模様の京都に投宿。 ここのところホテルは大浴場付きとほぼ決めていて、自称コスパ最高のドーミーインが多いのだけれど、この時は大浴場ありか

多摩川沿いにあるちょっと海外な感じのホテルに泊まってみた。

[The WAREHOUSE 川崎キングスカイフロント東急REIホテル] 設計/建築企画・デザイン監修・内装・監理:窪田建築都市研究所 職業柄、出張に行く回数は多いのですが、だいたいは立地と機能優先でホテルを選ぶ。 最近では最優先事項は、大浴場付き。w 余談だがドーミーインはほんとにコスパがよい。夜鳴きそばもあるし。w とはいうものの、アンテナに引っかかった“新しめ”のホテルについては気になるので、いつか泊まってみたいと思っているわけで。 川崎大師に用事があったので、その

川崎大師に行ったら風鈴市をやっていた

ずっとお世話になっていたお札をお返しに川崎大師へ。 ちょうど「風鈴市」をやっているタイミング。 季節を感じる良い日でした。

[勝浦の朝市は楽しい]

天気は快晴。 まるで梅雨明けしたみたいな日曜日。 勝浦の朝市に行った。 石川県輪島の輪島朝市、岐阜県飛騨高山の宮川朝市とともに日本三大朝市と言われるようですね。 お店の方たちと会話をたくさん楽しんで、なんだかほっこりした時間。 こういうのって、やっぱりこういう「場」だからですよね。 癒されたし、元気も出た。 勝浦最高。