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【笑芸哀歌】桂枝雀。

落語家の故・桂枝雀の特番を五時間ぶっ通しで観た事がある。

番組で枝雀師匠は「時うどん」をこう解説した。
「二人組でおって相方に「月が綺麗。」と、言われて見る場合。(月を)直接見るのは不正解。一旦、相方の方を向いてから見上げると正解。第三者を間に入れると想像できる。」
さらに「落語とは約束と想像の世界である。」と続けた。

桂枝雀は卓越した理論と表現力を兼ね備えたエンターティナーだった。

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