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闇に飲まれよ ジェヴォーダンの獣とソニー・ビーン

映画『ジェヴォーダンの獣vsソニー・ビーン一家』

#Copilot デザイナー

こんにちは。日常の中の闇、街灯のない夜道、離れのトイレの底、押入れの奥。そういったものがなければ自然と妖怪は現れなくなると生前の #水木しげる さんは言っていました。当に。鬼太郎の方でなくあえてねずみ男の方を言うと裏路地の闇というものを経ずに常に彼がピカピカの光の中に居てしまったのなら、哀れ彼は妖怪でなくボロを纏って異臭を放つただのホームレスと化してしまうでしょう。

ソニー・ビーン一家

15世紀のスコットランドに居たと言われる人物と近親相姦を繰り返して生まれたとされるその家族。労働を嫌い妻アグネスと強盗殺人を行ったのを皮切りに、何十年にも渡り組織的な連続殺人と人肉食を満潮時に海に隠れてしまう洞窟に住まいながら敢行。生き延びた人物による露見後にスコットランド国王ジェームズ1世に報告され、国王は自ら400人の兵を率いて追捕(ついぶ)に赴き、一家全員を裁判無しの極刑に処す。被害者は30から40人、説に拠れば300人以上、1500人以上というものも。

ジェヴォーダンの獣

18世紀にフランスに現れた正体不明の獣。マルジュリド山地周辺に現れ、60人から100人の人間を襲撃。他の捕食動物と違い家畜を避け人間を頭部を狙って襲い、女性と子供の被害者を多く出す。やがてフランス王ルイ15世の興味を引き、ハンターを派遣しての殺害が計画され、結果体長1.7メートル、体高80センチ、体重60キロの巨大な灰色のオオカミが仕留められる。が、被害は後に健在、2年後に地元の猟師ジャン・シャストルが聖書への祈りの後に獣を銃殺、以降は被害無し。被害者は88人、123人説も有り。


彼らは闇にまみれた妖怪の一種として歴史、好事家の与太話という歴史に存在しているわけですが、彼らの行為は #尼崎連続変死事件 を例に出せば、人間や人間含む生物の「心の闇」といふものを表し、将来実質的な闇が極限まで減ったところで滅びはしない事が推測できます。ピカピカの宇宙船で #エイリアン にジョディ・フォスターが宇宙の闇に引き摺り込む為に追い回されたように。

みなさん、心の #妖怪ウォッチ をまだ所持、装着していますか?貴方の凶行、狂気は全て妖怪のせい、それを認識する必要があります。違う?なら君は、既に自身が妖怪と化しているのかもしれませぬよ?

#転職体験記

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