見出し画像

他人の頭を遠慮なく借りよう

先日、ある方のお悩みの相談を聞いた

話を聞いていくと
A に取り組むかどうかということを
迷っていという状況だった

やるかやらないか

ということは、
A か B のどちらを選択するか
という二択と同じ状況かと思える

どちらかを選ばなければいけない

このように追い込まれているようにも感じた

そこで、私が提案したのは
第三案、第四案を考えてみてはどうか?
ということだった

「自由っていうのは、選択肢が多い事だよ」

これは20年近く前にある方に
「自由って何ですか?」
と質問した時の回答です

その時は。東京から名古屋に行くという
例え話で解説してくれた

新幹線の指定席に乗る
自由席に乗る、グリーン車に乗る

高速バスで行く

ヒッチハイクする

自転車で行く

こんなに選択肢があるって
自由だよね

というお話だった

逆に、大企業の重役さんは
「グリーン車に乗ってください」
と言われる

これって、自由じゃないよね

ということもおっしゃっていた

当時の私はグリーン車で移動とは
羨ましいと思っていた

でも

この例を聞いた時に、自由じゃないんだな
と受け取ったことを覚えている

少し話が逸れたので戻すことにする

やるかやらないか

という二択になっていたセッション相手

第三の手はないのか?

ということを聞いて行った

そうすると、他にいくつかの選択肢を
自ら思いついて教えてくれた

その後、私が思いつく他のアイディアも
お伝えしてみた

そうすると

「そんなこと思いつきもしなかった」

という驚きの反応が返ってきた

私にとっては自然に出てきたアイディアも
相手にとっては非常に奇抜な考えだったようだ

これは、私がすごいわけではなく
相手がしたことのない経験をしていたから
それをもとに考えついた

ただそれだけのことなのだと思う

だからこそ

何かアイディアに詰まった
新しい選択肢が思いつかない

などの時には、他人の頭を借りる
ということが大切になるのではないだろうか?

そして、そんな時に
相手に委ねて待っている
というよりも
自分が望んでいる状態に近づくための
アイディアをもらえる

このような方がより自分のためではないだろうか?

相手から期待通りの言葉をもらう

これもある意味
コミュニケーションで意識すると良い
ポイントかもしれないなと
思う出来事にもなった

もし、あなたが相手から
自分が欲しい言葉をもらうとしたら
どのような問いかけや質問をしますか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?