ホリディ

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ホリディ

noteがとても居心地が良いと聞いてやってきました。フリーランスのライターや広報、健康経営エキスパートアドバイザーをしています。こどもが2人(3才5才)。京都在住。Studio Holiday代表。育児、旅、アート、お金のことなど書いていきます。

最近の記事

川内倫子写真展ー京都国際写真祭ーKYOTOGRAPHIE 2024

京都の岡崎、平安神宮の巨大な鳥居の近くにある「京都市京セラ美術館」が、今現在ものすごい豪華なラインナップの展示であることをご存じでしょうか。 「金曜ロードショーとジブリ展」 「村上隆もののけ展」 「KYOTOGRAPHIE ー川内倫子・潮田登久子・川田喜久治ー」 この3つの展示が!なんなら5つ! ひとつの美術館で開催されています今。 無理ですよ、一度になんて。 頭パンクします。 【参考情報】ジブリ展については、土日のチケットは会期中完売状態です。 展示会場となる「京都市京

    • トイレで泣いてた新入社員が飛び立った話

      *写真はエベレストです。10代の頃にエベレストベースキャンプに息も絶え絶えの状態で向かう途中に撮った写真。 書くことはもうずいぶん昔から好きだった。 小学生の時に書いた作文を、担任の先生にみんなの前で褒められたうれしい記憶。 そのあたりから、文章好きの道が拓けたんだと思っている。 就職先は出版社を目指したけれど、最終で落ちてしまった。 無念さを抱えて、印刷会社に入った。 新人の頃、出版営業、というのが私の仕事だった。 聞こえは良いけれど、医療関係の出版社に朝と夕方、原稿を

      • 小さな子が一番よろこぶ遊びについて

        予定のない祝日、夫は大学院の授業があって早朝から不在。祝日に授業があるなんて、と思うけれど、ながーい夏休みがあることを思うと何も文句は言わまい。 いつもよりのんびり起きる。うっかり、もう10時だよとパジャマで朝ご飯を食べながら気づく。 さすがにダメやなぁ、と息子が笑う。 私はどうにも朝起きるのが苦手。朝の光景への憧れは強いのだけど。 深夜高速を運転して、朝の光を見ることも大好きなのだけど。 さてさて、でかけよう。 愛車の自転車に乗り込んで、当てはあるものの不確かな道順でゆ

        • 空からきて空に還る

          「ママとパパは先にしんじゃうん?なんで?」 朝ごはんのグラノーラを食べながら3才の娘が問う。昨日から何度も繰り返して問われてる。 ことの発端は動物の図鑑。 犬のページを見ていて 「昔この犬飼ってたわぁ、ゴールデンレトリバーのももちゃんって言ってね」 と私がポロリと呟いた時から。 ももちゃんどこにいるの? しんじゃったの? なんで? 「しぬ」という概念をどうやって伝えるべしか。 病気になってね、治らず死んじゃったのよ 犬はね、人間よりも長くは生きれないのよ 噛み砕いて説

        川内倫子写真展ー京都国際写真祭ーKYOTOGRAPHIE 2024

          書きたいことは旅のこと、今日のこと。忘れたくないこと忘れてもいいこと。 好きなもの、ときどき嫌いなもの。変わるべきこと変わらないでほしい風景。今しかない空、明日にしか吹かない風、見た世界に見たい未来。

          書きたいことは旅のこと、今日のこと。忘れたくないこと忘れてもいいこと。 好きなもの、ときどき嫌いなもの。変わるべきこと変わらないでほしい風景。今しかない空、明日にしか吹かない風、見た世界に見たい未来。

          大人が一番恐れていた息子と娘の注射の話

          この日がくるのが怖かった。 先日、小児科に娘の検尿を1人届けに行ったとき、部屋の奥でえらい泣き叫んでいる子がいて、あぁこれは予防接種だなと。 大きく泣きながら出てきた女の子、あ。保育園のクラスメイトやん。 「どうもすみません…」 いやだーいやだー!待合室でまだ泣き続ける女の子、泣きすぎて吐いた。 あわわわ、慌ててティッシュを渡す。 そうか、これが予防接種か。 忘れていたうえに、先延ばししてきた幼児の予防接種… 「2人同じ日に受けますか?」あ、そうですね。 2週間後の4月2

          大人が一番恐れていた息子と娘の注射の話

          育休復帰した春を思い返す

          元々、春は好きだったように思います。 春の花粉症ではない、というのもひとつの要因かもしれないけれど。 人間の本能的なものなのかもしれないけれど。 子どもが2人生まれて、少し田舎のほうに引っ越ししました。 引っ越したのはちょうどお雛祭りの日でした。 少しして、4月になって。 川沿いの桜と黄色い菜の花(西洋からし菜というらしい)が咲き誇りました。春満開。 ここに引っ越してきた意味はもうこれで十分だと思ったほど美しい光景でした。 その春は、2人分の産休育休を終えて4年ぶりに会社

          育休復帰した春を思い返す

          京都国際写真祭ーKYOTOGRAPHIEー2024

          京都国際写真祭ーKYOTOGRAPHIEーに今年はスタッフとして参加しています。いろんな会場で、ご来場の方と話をしたり、多様なバックグラウンドのスタッフと関わったり。 そして何より、かつてないほどじっくりと作品と向き合う時間になっています。 今年のテーマは「SOURCE」ーすべてのものの起源 心の内をお伝えすると、13の展示はそれぞれ作者の思いのベクトルが全然違うように思えて、共通点は何なんだろうと思いあぐねていましたが パンフレットにあった ”we explore

          京都国際写真祭ーKYOTOGRAPHIEー2024

          いちばん可愛い時期

          「今が一番かわいい時やで、しっかり見ときや。すーぐ大きくなって忘れてしまうからなぁ」電車に乗っていたらおっちゃんに声かけられた。 おー久々やな言ってもらうん。 でもなおっちゃん、私思うには一番かわいい時期は生後7か月から2歳弱までやねん。お座りハイハイ時期からイヤイヤ期までが天使。可愛いのみの存在。叱ることなんて何一つない時期。 もうそれ以降は大変大変。 ある日の保育園の連絡帳より 連絡事項 『朝からビスコを発見して食べる!と言って手放さず主張。交渉してヨーグルトと一緒に

          いちばん可愛い時期

          うれしい言葉をたくさんもらう別れの時期、心と目がつながってるかのようにあふれた感情が目から滲み出る

          うれしい言葉をたくさんもらう別れの時期、心と目がつながってるかのようにあふれた感情が目から滲み出る

          3月の終わりに

          3月末の桜が咲く頃 色々な思いが入り交じる、多くの人もきっとそうなんだろうなと 去年は桜が散ることはとても寂しく切なく、ひとつの終わりを意味していた でも今年は 野に放たれる決意をした今年は 桜の季節が終わることすら楽しみで 羽が生えたかのように気持ちは軽い 去ることを伝えた時 驚き悲しみ最後は優しい眼差しをくれた 仲良しの同僚、先輩、あの怖かった人でさえ それは驚きであったしちっぽけだと思っていた自分の存在が本当は認められていたのかな、という自己肯定感にもつながった 私は

          3月の終わりに

          生き方を考えようと思ったので仕事をやめることにした  新しい道を切り拓く、かつてバックパッカーだったころのワクワクが蘇ってきてる。明日どこで何しよう、分からないを楽しんでいたあのころに。

          生き方を考えようと思ったので仕事をやめることにした  新しい道を切り拓く、かつてバックパッカーだったころのワクワクが蘇ってきてる。明日どこで何しよう、分からないを楽しんでいたあのころに。