【第一回家族会議】子どもが発言した「目標」に感動
いいことも悪いことも何でも話せる親子関係を築きたい……。
親なら誰でも思いますよね。
わたしは、最近長男が言いにくいことは誤魔化したり、黙ってしまうことが気にかかっていました。
もしかして、コミュニケーションが足りていないのか?
ちゃんと子どもに向き合えているのか?
成長を観察できているのか?
少しモヤモヤしたので、「家族会議」を開くことにしました。
今日のnoteは、家族会議で気づいたこと、よかったことをまとめておきたいと思います。
子どもは気持ちを表現することが苦手
保育園から帰宅後、家の前で遊んでいた長男に「そろそろ暗くなってきたからお家に入ろっか」と声をかけると、泣き始めた長男。
泣いている理由を聞くと、全然関係ないことを言うのです。
それも、この理由なら、わたしも共感してくれるだろうと分かっていて口にしているようでした。
「本当はもっと遊びたかったから泣いてるんじゃないの?」と聞くと、「うん」と頷く長男。
長男は、空気がとても読める子で、親の顔色をよく見ています。
わたしにも自分の気持ちを正直に言えないのかと少しショックでしたが、『子どもを呪う言葉・救う言葉』という本を読んだときの言葉を思い出しました。
悲しいこと、嫌だと思っていることも、家族に話せる関係を築きたい。
そこで、『子育てベスト100』という本の中にヒントがありそうと手に取りました。
「家族会議」が家族の絆を深める
カリフォルニア大学のアーバイン校の臨床児童青年心理学者のロバート・マイヤーズ准教授によると、定期的に家族会議を開くことが勧められていました。
長男がポツポツと単語を話し始めた頃に、あんなに家族会議を開きたいと思っていたのに……。
家族会議のメリットについても、書かれていました。
早速昨日、そのメリットを実感しました。
第一回目の家族会議の議事録
一回目の家族会議では、次の3つについて話し合いました。
家事の分担
「来週の家事分担は、どうしますか?」が一つ目の質問。
「かいちゃん、プラのゴミ捨てがやりたい」
お向かいに住んでいる一つ上のお兄ちゃんがプラスチックのゴミの日に、ゴミ捨てをしているのを見ていた長男。
自分もやりたいと言い始めました。
家族の仕事に自分の役割があることはいいことですね。
家族会議が主体的に考えて家族に伝える機会となったことを嬉しく思います。
目標
「来週の目標は、なんですか?」二つ目の質問は、家族の目標を聞いてみました。
長男は、保育園に登園するとき、なかなかわたしと離れられませんでした。
本当はやりたいけど、なかなかできない。
そんなもどかしい気持ちを長男自身も抱えていたことを初めて口にしたのです。
わたしと夫は、生活を見直すいい機会となりました。
家族に伝えたいこと
「家族に伝えたいことは、ありますか?」これが最後の質問。
「かいちゃんをお風呂に呼んだとき、すぐに準備をしてお風呂に入ってきてくれるようになって、助かってる」と伝えた夫。
「ご飯を食べ終わってから、食べ終わったお皿をキッチンに運んでくれることが助かってる」と伝えたわたし。
振り返ることで、息子ができるようになったことを、改めて本人に伝えることができました。
その場で認めているつもりでしたが、改めて伝えることで嬉しそうにする息子を見られました。
家族会議つづけます
家族の絆が深まりそうだとやってみた家族会議。
他にもいいことはたくさんありました。
・質問をすること、されること
・自分の意見を言葉で伝えること
・交渉すること
家族で振り返り習慣をつけて、息子の成長を認めて伝えていきたいと思います。
家族の言葉が、自信や自己肯定感に繋がることに期待を込めて。
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