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【夫婦雑記】バレンタインの諸々②

前の話のような…①↓

夫のマグは息子が幼稚園で作ったもの。夫のお気に入り



*以下、昨今のブーム過熱について思うところをつらつら書きます(長いです)

バレンタインに限らずなんですけど、近年『欲しいものへの執着』が激しい人が多いように感じるのは私だけでしょうか。
特にコロナ以降、過熱が異常というか。
転売行為も凄まじいし、限定販売整理券長蛇の列…
最近こんなのばかり。ちょっと前まではこんなじゃなかったよね。(一部クリスマスコフレとかはまぁあったんですが)

なんだか映えやステータスアピールのために無理して並んだり、必要もないのに買い漁ったりする人が表面化してきたような…
そして企業側もわざと生産数減らしてブームに見せようとする向きがあったり。

手に入らなきゃ「縁がなかったんだな」って思えばいい話なのに、欲求に対して我慢ができない人が増えたなって印象。
物に振り回されてるなぁと…(3coinsの節分キッズアイテムとかまさにそれでしたよね)

日本経済がひどいだの、給与が低くて暮らせないだの海外は~だの言ってる割に、なんかバランスおかしいよね。
海外なんてそれこそ身の丈に合わない暮らししてたら一瞬で転落なんだけど。
お金持ってる人ほど"自分のお金"はあまり使わないものなんですけどね。成金思考(*)の人が増えましたね。

*成金思考…お金持ってることをひけらかすアレ。やたら無駄なもの買いがち。
昔から財を有する家はむしろ隠すのが普通だし質素な暮らししてる。(狙われたりやっかみ受けるから)

snsなんかもフランスでいい暮らししてる風に見せてる人多いけど、在住経験ある人たちの地に足つけてる人たちは「はいはい、現実はもっと地味・質素・不便」だからね?虚構の世界だからね?(知人に一人、実業家がいるけど彼女snsにそんな様子あげませんからね)

海外で日本より稼ぐには絡繰があるし、肩書きランクは母国より下がるのが当たり前です。
フランスで派手&お洒落な暮らししてそれをアップしてる白人はフランス人ではなくアメリカ系が殆どです(この辺はいつかパリ日記で触れます)

noteも耳障りの良い、海外移住・海外起業もの多いですね。地味でマイナスなエピソードとか、自分の不満を正直に書いてる人のを読むと「わかるぜ…その気持ち」って思えるし暖かい気持ちで応援できるんだけど、noteがオススメにあげてくるようなお利口さんなものは白けるというか…
自分はつくづく自己啓発系が嫌いなんだなって再自覚してしまう。(note向いてないのかもしれん)
お利口さん記事は別に噓をついてるわけじゃないんだろうけど、書き手のコンプレックスや意地がもろに出てて、近寄りたくない人だなって思っちゃうんですよね。虚飾がすごいんだもん。
別に海外で失敗した話だっていいじゃない。うまく行かないのが普通だし、友達出来なかったとか目標通りにいかなかったとか、そういうの人間味あふれてて良くない?私はそういうのさらけ出せる人が好きです。
私も正直に描いてはいるけど、あまりにリアルでえげつないものは描けないから(下の世代の夢を潰すようなことはやはり大人としてぼかしたい)、その点はキレイな部分だけを見せたい気持ちもわからなくはない。。。
ただその『キレイ』ってあくまで、これから目指す人も得られる可能性のある現地の魅力の提示であって、「あたしすごいでしょ」という自己の見せびらかしではない筈なんですよね。
だから人の容姿は多少美化しても、事象は美化しないです。それやったらもう嘘の領域だし。(あ、ギャグ化はしてますよ?漫画的表現の範疇として)

ご都合なキラキラしたものだけ描くことには興味がないし(つーかキラキラしてないから留学なんて実際。楽しさ3:苦労7って感じ)
要は企業が好む胡散臭いものが溢れすぎてるから、若い人は鵜呑みにせず、何を信じるのか自分でよく考えようって話。

(脱線内容なのでちょっと括っときます)

大多数が変なお金の使い方するようになったのは、きっと生活水準が違う人の暮らしが見えやすくなってしまったせいなんでしょうね。
例えば夜職のお姉さんが職業伏せて、ブランド品高級レストランアフヌン…とやってりゃ、大人は「あぁ察し…」ってわかるけど、子供なんかは「いいな。あたしも真似したい」になっちゃって

身の丈に合わないこと繰り返して経済観念も歪んで精神面は幼いまま体だけ成長しちゃう。んで思考力も育ってないから企業や悪い大人のカモにされちゃう。
今の二十歳前後の子見てるとそんな感じ。(私より年上でも拗らせてんのいるけど)

あくまで自分の感覚ですけど。


「カフェ♪カフェ♪映え♪映え♪って一瞬の承認欲求と自己顕示欲満たすために、自己投資にもならないことで身銭と若さ消費してて頭悪すぎる」(by夫)

言い方辛辣だけど、まぁ概ね私も同感です。
私もカフェ行くけどさ。可愛いのとか写真撮っちゃうけどさwイイネのために遠出はせんわ…
「足疲れたな~この辺可愛いカフェあるかな~混んでるかな~」→行列→「うあぁぁめんどくせ!ドトールでええわもう!」ってなる。

「親ガチャが~」とか言うけど、世の中は平等じゃないんですよ。裕福な家庭の子と同じものを他のみんなも享受できるべき!って、それただのわがまま。
大学だって学費免除とか勝ち取ればいいのに、その努力はしたくないって何やねん。あと『裕福な家の子=恵まれて苦労なし』なんてのもやめてくれ。富裕層には富裕層の地獄があるだろ。

そんなわけで、「欲しい」に対する歯止めがきかない人が多すぎるって話でした。(脱線長くてすんません)
お金をどこに使ってどこを切り捨てるのか考えないと際限ないし、いくらあっても幸せになれないよね。

私の幸福度が上がるものはチョコレートなので、Betはバレンタインです★(バレンタインだけは値段気にしないけど、BVLGARIのチョコレートには何故か惹かれないからたぶん今年も買わない)

アフヌンとかも「美味しそ~( ´∀`)」って色々なとこ見てるだけで滅多に行かないし、スタバも全くと言っていいほど行かない。(究極、用事がなきゃ外にも出たくないし)引きこもってアルフォート食べてて充分幸せです。
(ファミリーパックの水色が好きです。←知らんがな)
何を隠そう、私はアルフォートを大人になるまで食べたことがないのだ。

ハイブランドのバッグ?結婚前の2~3個がまだ使えるからずっと買ってないですね。使う場面限られるし。
実家がどうであれ今はサラリーマンの妻だから、今のところ特に必要もないし。外に出る夫が身に付けるものは気にするけど…どこ行くにもブランドジャケットばかり着てるTPOチグハグ男にはなってほしくないから、そこは口を酸っぱくして言ってる。
(でもユニクロ絶望的に似合わないんだあの人…ワンマイルウェアが一番難易度高くて困る)


安物や無駄遣いが必ずしも悪いわけではないけれど、

自分が「それ本当にいま欲しいか ?倍の値段でも買うか?」ってことは本当に大事だと思う。



ちなみに夫のお気に入りはcircolo 1901です。
シンプルだけど素材とラインが良いです。夫曰く着心地がかなり楽とのこと。
こういう感じの中年メンズブランド、日本はほぼなくて悲しい…
取り扱っているgente di mareをシーズンごとに覗いてます。毎回買うわけじゃないけど。他のブランドも割りと良いので。


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