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39 頭のカルテ

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 子どもをみるとき、「その子の何を覚えるか」と考える。いや、「覚えよう」なんて考えない。考えなくても、自然に、いつの間にか頭のカルテにインプットされている。
 どんなことがインプットされているか。それでその人の人柄というか、くせというか、特徴というか、とにかくこういうものがあらわれてくるように思う。
 わたしは、記憶力があまりよくない。多くは覚えられない。
 しかし、子ども一人ひとりに対して、興味関心をもっている。好奇心をもっている。これを生かすことが頭のカルテを生かすことになる、と、考えた。
有田和正『「頭のカルテ」で子どもをとらえる技術』1998,明治図書

うーん。私は記録派だな。
大切なことは、記憶だろうが、記録だろうが、子どもを見る視点をしっかり持ち、継続して見続けることだろうと思う。

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