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【⚽️日本サッカーを愛そう】【独自】誹謗中傷ラインを検証してみる!!

あくまでも独自。個人的見解。
とはいえ、だ。


■叱咤と誹謗

叱咤激励と誹謗中傷が違うことは誰もが知ってる。知ってるけど、うまく言えない人が多いのではなかろうか。
感想と批判は違う。これも知ってる。知ってるけどやはり、うまく言えない。

ちょっと待ってくれ。
そしたら世の中で当たり前のように悪事とされている誹謗中傷とはいったい何で、我々は何を注意したらいいんだろうか。


■無関心という「最悪」

一方で、
スポーツビジネスがいわゆる興行行為で成り立っている時点で、最も恐ろしいのは無関心だったりする。

つまりプロスポーツとは、
ちょっかい出して欲しい。でも強く来ないで欲しい。という激ムズの承認欲求商売なのである。


こんな取り扱いの難しいJリーグ。
私はコレへの関わり方の種類を整理し、独自の視点で是非のライン、つまりは超えてはいけない一線がどこにあるのかを検証してみた。

感覚が違ったらごめんなさいね。でもちょっとだけは参考になるはず。

それではひとつづつ見てみよう。



■センス皆無系

まずは圧倒的にアウトなこれに触れなくてはならない。ア〇 〇カ 〇ね の、ストレートすぎるやつだ。

ていうか、
立場がどうであれ(いくら金を払った客であろうが)どう考えでもダメだろう。小学校1年生でもわかるのに、匿名になった大人はなぜか出来ない。

そして、
これらが妙にイラっとするのは他でもない。センス皆無のバカ丸出しだからだ。バカにバカと言われることほど腹立たしいことは無い。

口の臭いやつに「ていうかお前口臭くね?」と言われたら食い気味に火の玉ストレートをお見舞いしてしまう可能性すらある。それと同じだ。


ワードだけでもアウトなのに、面白くもない。
故にこれはキングオブアウト。口内もセンスももっと磨いてこいと言わざるを得ない。

次。



■名指し系

難しいのがこれだ。いわゆる選手名を挙げて語ってしまうパターン。

「〇〇要らねー」とか「〇〇消えろ」みたいなやつ。これは言われる側は相当キツイのではなかろうか。
個人的にはダメだと思う。


ただ、
冒頭で”難しい”と述べたのは他でもない。名指し系が根本的にダメかと言われるとそうとも言えないよなーと、個人的には思ったりするから。

なぜなら、興行行為に対する最悪が「無関心」であるならば、名指しとは「大いに関心ある状態」そのものだからだ。



■居酒屋監督

「今日は〇〇ダメだったなー」
「〇〇のあのミスが流れ変えちゃったよね。」

こんな名指しだったらどうだろうか。「要らねー」とか「消えろ」とは言わない。いやむしろ絶対に必要だし、消えるどころかいい意味で目立ってもらわないと困る。

ただ、
試合を振り返って素直な感想を言った時に、名前が出てくる。いわゆる居酒屋監督の講評ってやつだ。

個人的にはこれはアリだと思う。

じゃぁお前がやってみろよ!とか、そりゃ悪い時もあるって!とか、突っ込みどころは満載だけど、
むしろこの手の語りは無い方が不健全だとすら思う。


試合を振り返って語るとき、当たり前だけどベンチ外の選手を名指し批判することは無いわけで。言い換えれば、居酒屋で名前を出されて酒の肴にされている時点で、その選手は既にグッドであると言える。

期待するからこそ、といえば聞こえの良い正当化だしそんな奇麗ごとは言わないけど、多くのサポにとって「大いに関心がある」という点ではまごうこと無き事実なのである。

「見られたくないから試合に出たくない」というプロはいないだろう。つまりこれは、選手冥利に尽きる側面を持っているのではなかろうか。



■ブーイング

この流れでブーイングについても整理してみよう。

これについてはかつてこちらのnoteでまとめたことがあるのだが、結論から言うとブーイングはありだと思っている。

スポーツビジネスにおいて「試合」とは商品で、この商品の「品質」は勝つことだから。誰だって3,000円で買った弁当が不味かったら文句のひとつも言うだろう。
この文句(クレーム)がなければ、商売はいよいよ堕落してしまう。

しかし、
言い方に品を持つべき。という注釈が付くはずで、それは他でもない。激しすぎる文句はいわゆる一つのカスタマーハラスメントだからだ。

ブーイングを嫌う人に中にはこのカスハラを見たくないという人が多いと思う。これには強く同意する。自分だってマックのカウンターで店員に対してブチ切れている人がいたら「きっつー」と思い目をそむけたくなる。
近くに幼い子供がいたら尚更だ。

品の無いブーイングは、要はあれと同じなのである。



■箱推しと、個サポ

こんな角度でもちょっと整理してみたい。

どうも相容れないものとして、箱推しと個サポの根本的な思考の違いというのがあるかもしれない。

結論から言うとどちらも全く以って正しいのだが、時にこの両者は衝突したりする。


個サポさんの言う「良い時も悪い時も、ずっと信じてる」は正しいと思う。だからこその個サポだ。

一方で、良い時は諸手を挙げて称賛し、悪い時は指摘して批判するというのも、これもまた正しいと思う。居酒屋監督の是非は先ほど述べた通り。

で、
選手が良かった時、「(悪かった時に)あんなに否定してたやつら許さないからな!」と息巻くのはちょっと違うかなーと個人的には思ったりする。気持ちは超わかるのだが。

一方で、
悪かった時に「でも〇〇は頑張っていた!」と発する個サポさんにマウントを取って否定するのも違うよな、とも思う。
いくら自称監督(居酒屋限定)とはいえ、個人の見解に首を突っ込むのはマナー違反だ。


ていうかこれについてはそもそも思考回路が違うんですよ。
だから絶対に相容れない。同じチームを愛していながらそんないざこざがあることが少し悲しいけど、ここは深く考えないのが正解なのかなと、そんな風に思う。

視線をちょっと上げて、みんなで仲良く勝利を求めたいところ。

ていうか勝ってくれれば解決なんですけどね・・・。



■新規系①(譲ります)

最後に、
SNS環境ならではになるけど個人的に気になっちゃう新規系を3つほど。

まずは選手のグッズの「譲ります」ってやつ。素朴な疑問としてあれって選手の目にはどう映ってるのかしら。


ていうかそもそも購入時に選べない時点でこうなるのは分かっているわけだし、選手側もそれに同意してグッズ化されてると思えば「譲ります」自体に問題は無いと思うんだけど、
SNS開くたびに自分の「譲ります」が目に入ったら小心者の自分だったら泣いちゃいそう(笑)。

これについては是非の意見は無いです。誰も悪くない。
でも、ちょっと気の毒に思うのも事実だったり。



■新規系②(アイコン使用)

SNSのアイコンって基本自由につけられるので選手のアイコンにしている人も多いですね。

ただ、
そのアイコンで罵詈雑言やネガティブ発言を繰り返しているとまるでその選手が発している様に見えるんですよ!
いや確かにそれはこっちの受け方の問題なんですけど、でもですね。毎度毎度そういうの見るとサブリミナル的にズンズンと深層心理に効いてくるんですよね。

きっと好きだからそのアイコンをチョイスしているんだろうけど、全く以って仇になっているというか・・・。
注意したいところです。



■新規系③(噂アカへの名指しマジレス)

これも今っぽいなーと思うんですけど、
世の中には酒飲みながらでも書けるような根も葉もセンスも無い噂を流すアカウントが大量にあります。

基本的に無視してりゃ良いんですけど律儀に反応している人って一定量いて、それって「まだこんな典型的な振込み詐欺に引っ掛かっちゃうの??」というご老人と同じなんですよね。

よって振込詐欺が収束しないのと同じで、噂アカも絶滅しない。


まぁそれは良いんですけど、そのリアクションにバイネームが入るのはなかなかキツイなーと思います。これは色々絡まってアウトかな、と。

例えば噂アカが「ジュビロ磐田がボランチを補強する可能性」と言ったのに対し、「今ある選手を使わずに補強とは何事!ジュビロ磐田はバカなのか!」とリアクションした場合。

これはキツイ。クラブからしたら根も葉もないところから攻撃を受けたのと同じ。これは名誉棄損。アウトだと思います。

また噂アカが「ジュビロ磐田は数選手をレンタル放出する可能性」と言ったのに対し、「きっと〇〇選手と〇〇選手が出されるんだろうな」とリアクションした場合。

これはまだライトだけど、いくら何でも根も葉もなさすぎる。

一部週刊誌がいわゆる”書き得”をしていますが、構図はこれと全く同じ。伊東純也の記事に対して「ひえー伊東純也とんでもねーやつ~」と踊らされてるのと同じなんですよ。

これはマジで止めた方が良い。



■まとめ

あくまでも個人的意見。なんですけど、

整理すると

罵詈雑言は大アウト。
名指しで汚い言葉はアウト。
試合を振り返っての名指しはあり。
居酒屋監督はどんどんやれ。
ブーイングはあり。ただしカスハラはアウト。
箱推しと個サポは仲良くやりましょう。
譲ります。はありだけど悲しい。
アイコン使用は慎重に!
噂アカに関わると誹謗に加担してるかもよ。

こんな感じでしょうか。

意見が違って気分を害された方がいたらすみません。。。少なくとも自分はこの基準で行こうかな、と思っています。


冒頭で述べましたけど、
個人的には無関心という「最悪」に関して比較的強い思いを持っていて、ご意見番になるつもりはさらさらありませんが、なんか盛り上がってる!の一助にはなりたいなーと、ずっと思っています。

なぜならこの「関心」の蓄積が、チームの財産になることは間違いないですから。

そんでそんで、
これって誹謗中傷のライン超えちゃう人も噂アカに反応しちゃう人も根っこの部分は同じだと思うんですよね。興味があるから動いちゃう。だからこそ線は引いておこうよ、と。そんな感じです。



その昔「抱かれたくない男ランキング」で殿堂入りしてたエガちゃんや出川哲郎が言ってたんですよ。
「悪評でも名前が挙がることが大事」って。

これは知名度が生命線の芸能人ならではの感覚だと思うんですけど、そうやって批判されてきた人がずっと「関心」の対象であり続けて、今や人気者になっているんですよね。

あながち間違っていない理論なのかな、と。そんな風に思います。


良いプレーには諸手を挙げて持ち上げましょうよ。

残念なプレーは指摘しましょうよ。ブーイングしましょうよ。


誹謗中傷は絶対にいけませんが、
だからと言って興味をもって話すことを放棄してもダメかなと思います。


そうです。Jリーグ観戦とは取り扱い激ムズの承認欲求商売なんです。

ちょっと面倒くさい。でももう沼っちゃってますからね。これに向き合って楽しむために、今回の整理が役に立てばこんなに嬉しいことはありません。





本日も、最後までお読みいただきありがとうございました!





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