見出し画像

【週刊ユース分析】【2022最新版】今年も新・静岡学園をチェックするぞ!!

静学がプレミアに帰って来た!!

2019年に選手権優勝は果たしたものの、遠ざかっていた高校年代最高峰の戦いに静岡学園が満を持してカムバックです!

昨年、ジュビロ磐田に入団した古川選手をはじめ4人のJリーガーを輩出した3年生。彼らの抜けた穴は大きいのでは・・・とも思いましたが全くの杞憂。

今年も静学はかなり強いです!!

それから静岡学園もWESTリーグの所属ということで、ジュビロ磐田U-18、清水エスパルスユースら県内ユース勢との対決もあるんですよね。2種年代ならではのダービー。
楽しみです🤩

それでは早速、立ち位置のおさらいから。


■プレミア10年間の戦歴

参入戦で愛媛FCとの激闘を制して見事昇格。
連戦、およびこの後に控えていた選手権を睨んで主力を温存していましたがさすがにそんな甘くなかったですね。
0-2とリードされてかなり危うかったのですが地力に勝り逆転で昇格を決めました。

また、
2015、2018といずれも大津高校に参入戦で敗れていましたが、昨年のインターハイ、および今年のプレミアで撃破して苦手意識を払しょく!名実ともに高体連勢を代表するチームになりました。

長らくプレミアの舞台から離れていたので私のポイントでは現在24位と印象より低めですが、今期の成績で大きく躍進するに違いありません。



■注目選手!!

昨年は印象深い先輩たちがたくさんいましたが・・・今年の静学も負けてはいません。

■行徳 瑛(ぎょうとく えい)④(DF 3年)

1か月前の投稿でも取り上げましたが、今年のキャプテンは清水で監督歴のある行徳浩二氏の息子。サラブレッド・行徳瑛選手。
怪我がなければ昨年の冬の選手権でもピッチに姿はあったはず。悔しい想いを引っ提げて今年は燃えているでしょう。

この記事を書いている時点で大津、鳥栖、広島、清水と対峙して失点はわずかの2。WESTにおいてこの数字はかなり凄い!
攻撃力が売りの静学ですが最後尾に行徳キャプテンがいるのはかなりデカいですね。



■髙橋 隆大(たかはし りゅうた)⑩ (MF 3年)

静学の新10番・高橋選手
選手権からかなり目立っていたので知名度的には行徳選手より高いかもですね。ドリブルのキレは説明不要。

昨年10番の古川選手のドリは相手の重心ズラしながらヌルヌルと進んでいくタイプでしたが、新10番のドリはそれにリズム感を加えた感じ
昨年は比較的自由にフィニッシュまで行くシーンが多かったのですが今年はアシストも多そうで、益々厄介な(褒め言葉!)存在に。

また高橋選手を語るうえで外せないのがガンバJY出身であるという事。
U-18昇格を見送って静岡にやって来て3年目。運命のいたずらか昇格を果たした静学はWEST所属になりましたから・・・あるんですよね、直接対決。

これはロマン重視派としてはかなり楽しみです!!



■寺裏 剣(てらうら つるぎ)⑪ (MF 3年)

これまた静学らしいドリブラー。

前回磐田U-18をまとめた時に触れたのですが、寺裏選手はフットサル出身で中学(シズナンFC)時代に日本一に輝いています。
もう見る人が見たらわかりますよね。彼がフットサルの一流選手だったってことは。
ゴール前であの足裏使いは反則です!!エロくてうまい🤩

名前のインパクトもあって今シーズンかなり注目される選手になるんじゃないかなぁ、と注目しております!



■神田 奏真(かんだ そうま)⑨ (FW 2年)

昨年の選手権で1年生ながら唯一登録メンバーだったのが神田選手。今年は9番を背負ってスタメンを張ります。

あれだけ上手い部員が200名を超える学校ですから、”1年生で唯一”というだけで品質は保証済み。
もちろん実績もしっかりあって、U-16のルーキーリーグで得点王と結果を残しています。また苦しかった鳥栖U18戦でも体躯の強さを見せて相手選手の一発レッドを誘発しましたね。

両ウィングが強烈なチームにあって、良質なクロスに対してガンガンニアに入る様はまるでゴン中山(笑)。
得点の臭いがプンプンする選手です!!



■白井 柚希(しらい ゆずき)⑥ (MF 3年)

新生静岡学園のボランチを務めるのが白井選手。

高橋選手と共にU-17日本高校選抜にも選ばれており、まさに静学の心臓。ポゼッションとパスワークを信条とする静学サッカーにおいて、徳島で躍動する玄先輩並みの存在感は必須条件かもしれませんし、必ずそうなる選手。

168cmと小柄ですが守備強度は抜群
ぜひ白井選手らしいボランチ像を確立して高橋選手と共に重心の低い静学を創って欲しいぞ。



■最後に、

今回は5名の選手を取り上げさせていただきましたが、当然ながらまだまだ注目すべき選手はいます!!

9年振りのプレミアリーグをじっくりウォッチしながら、選手権までヒーローを探し続けていきたいと思います。

あと、

今年の3年生って、98回大会の選手権での静岡学園が優勝したときに中学3年生だったんですよね。
推薦だともう進路が決まっている時期だとも思うのですが、現部員の中にはあの優勝を見て静学入りを決めた選手もいると思うんですよ。


最近の静岡学園は全国的にも知名度が凄くて、たくさんの良い選手が県外からもやってきてくれますが、やっぱりあの時の優勝って本当にデカかったんじゃないかな、と。

改めて、
未来を明るくしたければ勝たなくっちゃ!!というのを、静岡学園を調査しながら痛感しています。
これはJリーグチームでも同じですね。

このゴールが、”今の学園”をより強くしている



素晴らしい高体連チームが静岡県内にあることを誇りに思い、本日は締めたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?