見出し画像

子どもが文字を読めるようになる、切なさ

あぁ、ついに、
本を一人で読むようになったなぁ。

卍易風水師、
時々はちみつ代理店、
双子男子の母、澄恵です。

双子育児は手一杯で
私は、ほとんど読み聞かせをしたことがありません。

1行読みながら寝て、双子に起こされる

「読んで」と子どもに言われて、
1行読んだら眠くなり、
双子に起こされて、
また1行読みながら、寝てしまう。

1つの文を読む途中で寝るなんて、て感じですが、
まとまった時間眠れないので、まぁ、そんな感じ。
もう少し若くして産んでいたら、なんとかなったのかもですが
40歳直前の双子出産なので、こんなものでしょう。

絵本を読むことさえしないのに、
頑張って読もうとしたら、途中で寝てしまう。

これは私に限らず、夫も同じで
やっぱり一文の途中で寝てしまう
のです。

読み聞かせより、毎日生きて終えること

とにかく、毎日、双子と生きて1日を終えられたら
素晴らしいと思っていた
私は
「読み聞かせ」というのは、日々の作業の中で、
一番後回し
にしていたことだった。

字が読める前から、双子が好きな図鑑系。めっちゃ集中して見てた。

弁護士として働く友達は、それはそれは忙しいのに、
毎日必ず、読み聞かせだけはやる
と言っていた。

あるいは、夫の先輩は、家に本が千冊以上あり
読んであげていた、
と言っていた。

すごいなぁ。
私にはできないなぁと。

子どもが、音と絵だけで本を楽しむ時間

字が読めるまでの間、
子どもは、大人が読んでくれるその音だけで
物語を楽しむ。
耳から入ってくる音。
目で楽しむ絵。
ただ純粋に絵本の世界を味わうことができる
貴重な時間。

双子が5~6歳ごろから好きな絵本たち

字が読めるようになれば
ついつい、目は字を追うようになり
文字から理解しようとするので
あまり絵を見なくなる。

無理だったとは思うけど

読んでと言われると
「あぁめんどくさい」
「しんどい」
「眠い」

と思っていたし、
実際ギリギリで生きていたので、
無理だったとは思う。

ふと切なくなった

でも、小学一年生の三学期になり
いよいよ自分で読めるようになってくると
ふと切なくなった。

もう、絵だけの世界ではなく
文字から楽しむ世界へと移ろうとしている。

それが、非常に、寂しく感じられた。

まもなく、私がいなくても自分だけでどんどん本を読む
楽しい本の世界へ行くだろう。

黒川みつひろさんの恐竜シリーズは双子が大好き

私も本は大好きだから、よくわかる。
自分の人生だけでは味わえない、別の人生。
魔法の使える世界。
動物とお話しできる世界。
三国志や清の時代の中国。
いろいろな世界を味わえる本。
その世界へ旅する子どもたちを、喜ばしいなと思う。

おとぎ話のような世界をあと少しだけ

でも、もう少しだけ、本を読んであげたいな
と思った。
まだ、耳と絵だけで味わえる時間が、
髪の毛一本ぶんくらい、残っている気がする。

この夢のような
おとぎ話のような世界を
一緒に愛おしみながら、過ごしたい。

ま、これ書きつつ、
今日も読んであげられなかった私。
でも、今日も家族全員元気なんだから、
立派、立派。

我々みんな、生きているだけでその価値無限大です。

いつも読んでくださって、ありがとうございます!
フォロー&スキ♡いただけたら、
めっちゃ喜びます!


サポートを考えてくださったあなたに心から、愛と感謝を贈ります。 いつもありがとうございます😊