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GMはSWの初期不良でChevy Blazer EVの出荷停止へ

GMの量販/高級の間セグメントに属する[Blazer-EV]についてソフトウェア不良が発見され、出荷停止に。販売当初より[過剰在庫][システム不良]を各種専門誌やサイトで指摘されていましたが、ここにきて購入者が実際に被害にあったことが相次いだことで公式に対応を実施。
ソフトウェアは全力で改良中とのことですが未だに道が見えず…EVへの向かい風、米国で徐々に広がりつつあります。

1;GMの新型EV出荷停止

 GMはChevy Blazer EVの初期出荷分での不具合から販売停止を発表。GM公式では[安全性に問題なく、UltiumやGoogle Built-Inとも関係がない]と述べ、対象台数も明らかにしていない
 エンジニアリングチームが24時間体制で解決に取り組んでおり、解決の道筋が付いたら車両をディーラーに持込んでほしいと。
 今後のChevy拡大戦略の中で同車種は重要な位置を占めているが最悪の船出に。同車は車格はBolt(エントリー)より上だがCADILLAC(高級)よりは下に位置する[中級x量販]を目指すもので、更に特筆すべきはGMの新Ultium-PFを搭載した最初の量販車である点で、最新の[電気構造/バッテリー/SW]を備えているはず…。ちなみに、HondaのPreludeのベースでもある。

2;各種メディア/専門家の指摘

 自動車専門家や専門メディアではソフトウェアでの不具合(車載スクリーンや急速充電)を以前から指摘していた
 (スクリーン);インフォテインメント画面がブラックアウトして使用不可に
 (急速充電);上記事項発生後に[車両修理警告]が表示されて充電不可に
 また専門誌Edmund'sでは実際に購入して下記の問題を報道
 -診断テストでは23の故障コードを確認し、[これまでの重大な故障の単一リストとしては最長]だったとのこと
 -ちなみに購入に際して2週間以上店頭に並んでいて[まったく人気がない]とも

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