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Waymoがオースティンで年内の商用ロボタク事業開始を表明

先週に開催されていたSXSWでWaymoのCEOが年内のオースティンでのロボタク事業開始を宣言しました。
先だって週内にサンフランシスコでの事業実施も宣言しており、Waymoは他社に先駆けて自動運転の知見を積んでいくことになります。
Waymoは現在米国3都市で事業実施していますが、海外展開も見据え始めているようです。

1;SXSWでの事業拡大宣言

 Waymoの共同CEO; Tekedra Mawakana氏は一般利用者向けのロボタクサービス開始について[3/15までにLAで実施し、年末までにオースティンで開始する]と表明。月初にWaymoは[安全運転員なし/自動運転走行]をオースティンで走行できるよう認可を受けている
 オースティンでは現在、5地区(ダウンタウン/バートンヒルズ/リバーサイド/イーストオースティン/ハイドパーク)で無人車両の検証を実施中。
 一般ユーザはWaymo-Oneのアプリでロボタクサービスへのアクセスが可能で、最大のポイントはWaymoが自動運転サービスに対して料金請求できる点で、Waymoにとっては商用ロボタク展開する4つ目の都市に。

2;Waymoの現状

 LAではサンタモニカからダウンタウンまでのエリアで配車サービスから開始。当初は無料サービスで、徐々に有料サービスへ移行することを表明している
 現在、WaymoのWaiting-Listには50,000人以上が登録しており、市内各地でコード配布している

 CA州では商用ロボタクに関して複数の許可を得るように求めており、大きなものとしては[自動車局][公共事業委員会]のもの
 -自動車局;自動運転に関する試験/導入及び公道走行に係る規制
 -公共事業委員会;乗車料金の請求を規制(=事業認可)
 
 これまでのWaymoの動きは23/08のSF市内でのロボタク事業(有償)の開始を皮切りに進んできた。24/03からはSF市/SF半島/SF市内高速道路でのロボタク事業(有償)に関して公共事業委員会が認可。拡大エリアには空港や高速道路が含まれることから、これまでとは異次元の事業展開が可能に

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