食品/調理品のデリバリーサービスを展開するDoorDash社がAlphabet傘下のWingと組んでドローン輸送実証を行うと発表。
まずは1都市だけでですが今年後半には複数都市での展開も行うとのことです。
米国でのドローン活用は中東などと同様に他地域に先んじている印象です。

1;DoorDashによるドローン輸送

　3/21にDoorDashはAlphabet傘下のWingと提携拡大し、食品/調理品のドローン配達実験を開始すると発表。
　米国実証は2019年からクリスチャンズバーグでWingが行っている小規模配送を活用、Wendy'sの対象メニューの注文が可能に。
　DoodDashは22年にオーストラリアでドローン配送を開始して60社が対応、24年後半には他都市での試験運用も開始する予定

　対象顧客は注文ページで新しい配送オプションとして[ドローン]の選択が可能。オプション選択すると、注文商品が準備されてWingドローンで30分以内に配達
　配達には条件があり、[住所敷地内に直径約2mの空き地]が必要で、障害物の無い私道が最適とする

　対象商品はWendy'sの殆どの商品だが、一部は体積/重量制限がかかってしまう可能性も…1台のドローンで運べる量を注文した場合には最大3台のドローンを配備して輸送し、それ以上の場合は配送員が宅配

　DoorDashのSr-Director;Harrison Shih氏は下記のようにコメント
　-[より効率的/持続可能/便利な配送オプションを消費者に提供すべく取組んでおり、ドローン配送が当社プラットフォームにもたらす価値は大きい]