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2023.6.19 「理想の蕎麦」ってどんな蕎麦ですか?

6月19日(月)
急に思い立って、かねてから行きたかった長野と新潟のそば屋さんを何軒か回ってきました。

今日は、そのときに感じたことから話を始めて、鈴木製粉所の総合力を上げていこうという話を今週と来週でしたいと思います。

未開拓のそばの世界をこじ開けるために、商品開発研究開発勉強会でやり始めてること、やろうとしている事のお話でもあります。


今回行ったおそば屋さんは、どれもとっても特徴のあるそば粉を使って、面白い営業をしている有名店です。
実際食べてみると、全部が私好みという感じではなかったのですが、みなさんいい挑戦をしているなぁ・・・と感じました。

食べながら、そばの世界にはまだまだ可能性があって、われわれが開拓していない世界があることを思い知らされる感じもしました。


これ、ずっと思ってる事なんですが・・・
特徴のある尖った蕎麦を出すお店って、大半が自家製粉のお店なんですね。
もし、そういった尖ったそば屋さんが、製粉所と組むと自分の理想を表現できない、製粉所は思うようなそば粉を提供してくれないと思われているなら、それは絶対におかしいし、変えないといけません。

なぜ、そんなことを考えるかというと・・・
悔しさもありますが・・・・
それよりも、今のお客様、未来のお客様、あるいは、そば屋さんや製麺所さんのその先のお客様をとりこぼしてると感じるからです。



じゃあ、我々はなにをすべきか・・・。

なんですが、その前にみなさんに質問があります。
みなさんが「おいしいと思う蕎麦」「理想の蕎麦」ってどんなそばですか?
感動する蕎麦、幸せになる蕎麦、流行らせたい蕎麦・・・何でもいいです。

どうでしょうか?
これは十人十色だと思います。
でももし、そんなこと考えたことがなかったら、かなり黄色信号です。


我々は、新しい価値を創造するために、もっともっと理想の蕎麦を追求する視点を持たなければなりませんし、そこの感性を豊かにしないといけません。

これは、「まさか今のままの現状に満足してないですよね?」
というみなさんへの叱咤激励でもあります。



で、この続きは来週以降に話そうと思います。
特に「商品開発」「研究開発」「勉強会」で、それぞれ何をやろうとしていて、どういう将来像を描いているか、ぜひ私の想いを理解して欲しいですし、さらには、それ以上の世界感をみなさんに繰り広げて欲しいと思っています。


それでは今週もよろしくお願いいたします。


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