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2022.6.27 価値観の違いは「システム化」で

6月27日(月)
最近「システム化」「ルール化」の重要性が高まっているように感じています。
HACCPが義務化になりましたし、5Sもキモは5番目の躾、習慣化ですよね。社内で進めている「戦略」もそんな流れに近いです。
ではなぜシステム化、ルール化が必要なのか?

いろいろと理由があるんですが・・・
・人間感情の浮き沈みに左右されない
・業務の属人化が避けられる
・空気の読み合いでストレスにならないように
・管理しやすくなる
・・・その中の結構大きな理由として、
・みんなの価値観が違うから
というのがあると思います。

この「価値観の違い」って、いろんなところでトラブルになったりストレスになります。ついつい相手も同じ価値観だと思っちゃうんですね。


最近のニュースを見ていて、価値観って人によって全然違うと感じた例を2つ挙げてみます。

一つ目は、ロシアのウクライナ侵攻に対する感じ方です。
日本の価値観では、一方的にロシア悪いって感じかと思います。
世界vsロシアのような構図ができてるんじゃないかとすら思ってしまいます。

でも、世界的に必ずしもそうとは限らないんですね。
国連人権理事会の「ロシアの理事国資格停止」に対する決議では、賛成が93票で、全体の半分以下だったんです。
つまりロシアを強く非難している国は世界の半分以下なんです。
日本人には意外に感じると思います。

2つ目の例は、
先日のアメリカのアカデミー賞で、ウィル・スミスが司会者を平手打ちした件です。
日本だと、言葉の暴力を振るった司会者に対して、妻を守るために立ち上がった夫ウィルスミス・・・「いいぞ!」という意見が多いようです。
でもアメリカではそうはならないんですね。 

「黒人への暴力反対の声を上げてるのに、ああいった場で黒人が暴力で納めようとした姿に失望した。」「黒人全体の地位を下げた。」という意見が多いそうです


この2つの例は、日本と世界の価値観が違うという例です。

日本は島国だし、人種的、宗教的、言語的にも似た人が多いし、情報もメディアも画一化していたので、昔からあうんの呼吸で仕事ができました。
でも最近は、特に世代間の違いが大きくなって、日本国内でさえも個々の価値観の違いが大きくなっているように感じています。


会社のような「チーム力」を発揮させたい場面で、いろんな価値観を持った人達がどうやってまとまっていくか・・・
そこはやっぱり「システム化」であり「ルール化」なんだなぁと感じています。

それでは今週もよろしくお願いいたします。


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