11月20日（月）
先日は、大手向けの方針についてお話をしました。

今日は、大手のお客様と仕事をするときに、具体的にどういうことが求められているのか？という話をしたいと思います。
鈴木製粉所がこれからやらないといけないことは何か？という話です。

これまでも大手の会社と取引をさせていただいてきましたが、取引しながら、このままではダメだなぁ・・・とモヤモヤ感じることもいっぱいありました。
その場その場で凌いで、ギリギリ合格させてもらっていたのが現状です。
で、その合格基準が年々上がっているんですね。

なので、そのダメと感じてる部分を明確にして改善していかなければ、もうもたないと感じています。

じゃあ、具体的にどこを改善すべきなのか？

例えばですね、今大手と取引している同業のそば粉屋さんと比較して、うちが劣っているところはどこか？って考えてみると、少し考えやすいと思います。

で、思いついたことを挙げてみると・・・

・工場の設備・・・生産力、衛生面、効率的な設備、コンタミ対策
・営業体制・・・キーマンとの密な営業、提案営業
・デジタル対応・・・日々の注文、原材料登録、仕様・価格変更
・原料調達力・・・農業系のトレサビリティ―、安定確保、品質チェック、GAP等認証制度、輸入品調達力
・品質管理力・・・製品管理、原材料管理、清掃、コンタミ防止、各種チェック
・商品開発力・・・新商品の提案、データ分析の切り口・見える化
・研究開発力・・・品質アップの基礎研究（美味しさ、製麺性、原料）

どうでしょうか？もう気づいてもらえたと思うんですが、これって、全部うちの「戦略」なんですね。

結局「戦略」がしっかりしていれば、大手の会社にも通用するし、さらにはそば屋さんをはじめとする蕎麦業界全てに貢献することができるんですね。

なぜ私が「戦略」にこだわっているかが、少しでも分かっていただければと思います。

それでは今週もよろしくお願いいたします。