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頭の回転が早い人【雑感】

こんばんは!今週も一週間お疲れさまでした。東京でもだいぶ新規感染者数も減り、沈静化の兆しが見えてきましたね。出勤を再開する人も増え出すのかと思いますが、再び満員電車が復活しないことを願うばかりです。(残念ながら恐らく復活するんでしょうけど。)

本日のnoteは「頭の回転が早い人」についてです。たまに周りにいますよね。私の中での定義としては、会話のおける問いに対するレスポンスの速さとその正確性が顕著であることが、いわゆる頭の回転が早いということかと思いますが、人によっては正確性の部分がユーモアに置き換わったりすると思います。芸人の方々はまさにその典型かと思います。

頭の回転の遅さを自負している私(二日酔いの日が顕著)にとって↑のような処理速度の速さは羨望の対象でしかありませんが、この頭の回転の速さって一体何によって定まっているのでしょうかね?

個人的な仮説としては、これは才能、すなわち先天的な能力に依るというもの。もしくは幼少期に特殊な訓練(いわゆる英才教育)を受けたとか。そうだとすると、物心がついた後にこの頭の回転の速さを身につけることは残念ながら不可能ではないかと思います。(※完全なる私見です。悪しからず。)

ですがこの仮説が正だとして、頭の回転の速さに対抗し得るのが知識の引き出しの多さだと思います。極端な話、いくら頭の回転が早い人が複雑な問題を解こうとしたところで、既に答えを知ってる人にスピードで勝ることはできません。受験とかがまさにその典型で、頭の回転の速さと学歴の高さが比例しないのは、そういうことなのでしょう。

また、頭の回転がいい人ほど、突き詰めてみると「意外とわかっていないな」と思うこともよくあります。そもそも、私もそうですが、議論などの場において、多くの人は頭の回転が早い人を目の前にするとビビってしまいガチです。自分が何を話しても即座に正確な反論が返されてしまう状況を思い浮かべてみてください、確実にやりづらいですよね。多くの人はまずここで自信を喪失してしまいます。ですが、私の経験上、そんな場面でこそ自分がどうしても腑に落ちないことを、時間をかけてでも落ちついて考え尽くしそれを質問として投げかけてみると、その部分が意外と盲点だったりすることが多々あります。

これを踏まえ私が思うに、頭の回転の早い人は往々にして、議論などにおいて自らが結論として持っていきたいゴールを予め定めており、そこへ行き着くための最短距離をとるような思考方法をとっているような気がします。これは、頭の回転の早い人同士の会話を俯瞰して聞く(できれば書き起こす)と、より顕著にわかります。というのも、そういう人たちの質問と答えの内容を丁寧に聞いてみると噛み合っていないことが多いのです。でも、お互いに持っていきたいゴールを持っていて、その方向性がマッチしていることが確認できると、多少質問に対する回答が的を射ていなかったとしても、互いに満足して議論を終えるということがよくあります。

↓の記事で「議事録を極めよ」ということを書きましたが、この噛み合ってないポイントに気づけるかは、議事録を書く際の大事な視点かと思います。


以上、特に結論もなく、雲をつかむような非常にふわふわとした話になってしまいましたが、私なりの頭の回転が速い人たちに対しての考察でした。

まとめると大事なのは、「頭の回転の速さに対抗しようと思うな、知識を身につけろ」と、「頭の回転が速い人を恐れるな、腑に落ちない疑問点は全てぶつけろ」ということだと思います。では本日はこのへんで。

それでは良い週末を!



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