レトリック・カノン③:修辞表現-前編-
レトリック・カノンの第3段階は、話し手が伝えたいことを、どんな言葉で言語化するか決定する工程だ。この工程は、話し手が一番自由にかつ思いのままに考えることができ、自由である反面、その表現次第でプラスにもマイナスにも働く諸刃の要素を含んでいる。
前編では、古代の偉人が、この修辞表現についてどのように考えていたかを述べつつ、修辞技法の1パターンを例にとり今後のまとめ方を考察する。
言葉にとって大切なことは何か?修辞技法の前に、この言葉について考えてみたい。
日常会話の中で、言葉