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いかに、「長所伸展」への重み付けを高められるか

ご覧いただきありがとうございます😊
鈴木です。教育関係の仕事に就いております。

教育、キャリア、心理学のことなどを主題に、
皆様のお役に立てる記事を目指しております☺️


今日は、「いかに、長所伸展への重み付けを高められるか」と題して、「短所是正」と「長所伸展」について書いてまいります。

●そもそも長所伸展とは?

短所是正」という言葉は容易にイメージがしやすいですよね。

一方で、「長所進展」という言葉は耳慣れない方も多いのではないかと感じます。

私も、初めてこの言葉を知ったのは、
社会人になってから。
船井幸雄氏に関連する書籍の中で知りました。


——————
(参考)船井論語「人生篇」 生き方を一変させる33の知恵

——————

意味は文字通り、
「自分の長所を伸ばすこと」であり、
そして、「この1点に集中せよ」です。

自分の長所や強みを発見してそれを伸ばす。

長所伸展が自分自身の自信につながり、
その先の成功や成果につながる。

そして自然と、
短所や弱みが気にならなくなったり、
克服できたりするものである。
船井論語より


個人的にも、かなり好きな考え方の1つです。
もしかしたら皆様の中にも「良い考え方」と、
共感してくださる方がいらっしゃるかと思います。


だけど、どうしてもそれができない。


内容はめちゃくちゃ良い。
できれば実践したい。

なのに、なぜか「短所」に目が行く。


こういうこと、私はよくあります…。
なかなか難しいですよね…
皆様はいかがですか?


どこに難しさがあるのだろう🤔
じゃあどうすれば良いのだろう🤔


そんなことを次に考えていきたいなと思います。

●長所伸展がなぜ難しいのか

個人的には大きく2点あるかと思います。

①受けてきた教育の影響

②そもそも自分の強みがわからない


「短所是正」か、「長所伸展」か。

教育の現場におりますと、この2つの議論は今昔問わず持ち上がると感じております。


そしてどちらというと、「苦手克服のために夏休みを!」とか「40日で苦手克服!」とか、短所是正に関する文言が躍りがちかも、感じております。(そしてたぶん、そちらのニーズのほうが強い。)

恐らくその背景には、私たち大人世代が受けてきた教育の影響があるのかもと思います。

現在進行中かもしれませんが、少なくとも当時の義務教育における力点は、どうしても「短所是正」にありました。

そのため、私たちも知らずのうちに、「まずは苦手を克服しよう」と思いがちになるのかもしれません。


また、その影響もあってか、
・自分自身の強みや長所がそもそも分からない
・強みや可能性を発見する方法を知らない
・長所が見つかったとしても受け入れることに、むず痒さを感じる
といった状態にもなりがちですよね。


ここは年齢問わず、悩んでいらっしゃる方は多いのではないかと思います。正直、私もです。



一方で、隣の芝生は青い、と言うように、
他人の長所は、自分の長所を見つけるよりも
容易にできるのではないかと思います。

実際、他人からのひと言で自分の強みに気付いたり、アセスメント(これも他者評価の一種)で強みを知ったりなどもよくあります。

ここが不思議ですよね。
自分の長所は見えないのに、
他人の長所はよく見える、

つまり、誰にでも長所はある、もちろん、自分自身も誰かの他人ですので、自分の長所も必ずある、ということになります。



ここまで述べてきたことをまとめますと、長所伸展を実践するためのスタート地点に立つには、次の3つを前提として受け入れることが必要かもと感じています。

短所是正よりも長所伸展のほうが良い、
と心から思えている

人の長所は必ずある。自分含めて。それを認める。

ただし、そもそも自分の長所を見つけることは
簡単ではない。短所に目を向けるほうが容易。
そのことも受け入れる。


この前提を認められれば、生活の中で「短所是正」よりも「長所伸展」へ、重み付けできそうです。

そのための第一歩が、長所探し、でしょうか。

今日のnoteの最後として、長所探しのポイントについて、自分が思っていることをリストアップしていこうと思います。

「こんなのもあるよ!」というのがあったら、ぜひコメントいただけましたら幸いです☺️

●長所探しの旅に出よう

・人から褒められたことを思い出す

・没頭できることは何かを考える

・ワクワクできるものは何かを考える

・難なくできることは何かを考える

・ストレングスファインダーはじめ、
 アセスメントを受けてみる

・身近な人に聞いてみる

(あまり出ませんでした…すみません…)

ゆっくり焦らず、長所を探していきましょう♪

今日もご覧いただきありがとうございました♪

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