大企業あるある④ 「ルールが増え続ける」
会社員のすずきです。
大企業でぬくぬく働いています。
「これ、なんのためにやってるの?」
大企業で働いているとよくあります。
目的不明の帳票
使途不明の掲示物
誰得な仕事
意味のない会議
決められただけのルール
あげたらキリがないですが、訳のわからないものが溢れています。
一応…意味はあるのですが、かなり薄っぺらいものもあります。
どうにかならんのかな。
問題が起きたらとにかく対策
大企業はイメージなど社会への影響を気にします。
安全安心
誠実な企業
社会貢献している
社員のモラルが高い
地域に密着
世界を牽引
とにかくポジティブなブランドイメージにしておきたがるし、ネガティブな印象は全力で回避します。
それは経営する上で重要だと承知していますが、そのための対策は増える一方。
少し怪我しただけで大騒ぎ
製造業なので現場でモノを作っています。
そこでケガが発生したら、もうお祭り騒ぎで関係者全員が駆けずり回ります。
従業員がケガをしたことよりも…
それが発生した原因究明、
次に発生しないための再発防止策、
意識向上の啓蒙活動…。
この一連の流れが管理者はマジで疲弊します。
ケガの仕方によっては作業者を恨むような管理者も…。
労災隠しは絶対にダメですが、普段の生活で怪我してもそんなに騒がんだろうに…。
バランスが狂ってる。
対策は上司のための対策
一連の流れで対策が講じられます。
ケガ発生の場合、絶対に作業者がケガをしないための対策というより、対策を講じてなくて管理者が罰せられないようにすることが重要。
作業者がケガをしないようにもしますが、本当に頭の悪い作業者がケガをしてしまっても、
「今までの対策は全てやってあるから仕組みやルールが足りなかった。だから新しいルールを考えなきゃね。」
こんな感じで対策は増えていきます。
なんのためのルールかわからなくなるのが、これを繰り返すからです。
絶対に減らないムダなルール
先述したようにルールは従業員を守るモノではなく、管理者を守るためのモノ。
こう考えられるようになると訳のわからないルールにも意図が見えてきます。
そうなると…
どんなに効果の低いルールだとしても、管理者がそのルールを減らしたり変えることはありません。
だって、減らした後に何かあったら、ルールを減らしたからということになりかねません。
クソですよね。
本当にムダな管理項目が多い
ぼくの会社はマジでデカいので、どれだけの管理帳票があるのかわかりません。
全社帳票だけでも1,000件は余裕で超え、各部門、各工場でも独自帳票を管理しています。
たぶん誰も全容は知らないんじゃないかな。
ムダにやることを増やし続け、絶対に減らさないので末端の管理者は疲弊します。
ムダなことばかりやっていると虚しくなります。
どうにかならんのかな。
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