見出し画像

JAM(窮地、苦境、難局)真っ最中

総理大臣が米大統領とあってもどんどん円安が進みます。何しに行ったの?夜遊びしに?

もちろんイ・イ戦争(前はイラン・イラク戦争でしたが、今回はイランとイスラエル)の影響もあり原油高も必至ですし、円安が進みますから、ガソリン入れなきゃと171円だったので慌てて入れました。

いつも言うように会社から歩いて5分で平和公園。季節も良くなり目立つのは日本人観光客ではなくインバウンドのお方です。
会社の隣のマンションはAirbnbで日替わりで大きなリュク背負った方が出入りしていますが、部屋の持ち主はコロナ時期は死ぬような思いだったでしょうが、今はホッと一息どころか一気の浮揚感でしょう。
確かこちらはコロナ前は1泊8,000円くらいだったと思いますが、今は12,000円らしく、強気の勝負でコロナ期のマイナスを回収中であろうと思います。

実は先週radikoでKBS京都の「大友良英のJAMJAMラジオ」を聞きました。

大友氏の3月のフランス、欧州ツアーでの食事やレートの話があり、感心しました。それはフランスの駅で売っているまずい寿司弁当が今も昔も10ユーロという値札は変わらないのに円安のお陰で1,500円くらいになってしまったという話から、かつて東南アジアで300円も出すと昼飯がしっかり食べられた経験。
そこから今は来日のインバウンド客は1,000円のラーメンを500円くらいの感覚で食べているんじゃないかというものでした。
つまりかつての円高の時期に日本人が海外のメシは安いと感じていた感覚と同じものを、今の海外客は日本のメシは安いと思っているんだろうなということでした。

今の日本人が1,000円払っているものを、彼らは500円で手に入れている(胃袋に入れている)ということでありましょう。いや日本人は財布はデフレですし、あらゆる値上げが続いていますから、コロナ前に1,000円のものは1,200円くらいに感じているとすれば、さらに海外との財布の重みの差が広がります。

気が付けばそれでは海外から労働者を入れようとしても、かつての月給が20万として、半分の10万を国に仕送り、残りの10万が生活費だとすると、日本円で支払いなら仕送りの10万は価値が半減なので5万となり、国元の家族からは文句言われます。一方生活費は値上がりしていますから実質12万かかってしまう。とはいえ給料は、岸田君の言うように中小零細は増えませんから、2割カットの厳しい倹約生活となります。連合も大企業だけ良けりゃいいわけですから、給料はそりゃ増えないでしょう。さらに人手不足は続きますが、海外から誰が働きに来るのでしょうか?

おまけはJAMにちなんで、美味しいジャムのつくり方です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?