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【俺を呼ぶ声】


5歳の時三郷団地に住んでて
4人家族なのに3人部屋に住み
4人部屋に応募し続けやっと当選し
何とか広い家に引っ越せた。

この団地の真下に大きな公園があり
ベランダからよく見えるので
子供が1人で遊びに行っても
ベランダに出れば監視できた。

しかし俺と3歳の弟のヨッチは
引っ越してきたばかりの新人で
公園デビューをなかなか果たせず
公園に行くのが恥ずかしい。
(〃ノωノ)ハズカチィ

なのでいつもベランダの策に
ヨッチと並んで座り
足を出してブラブラさせて
ずっと公園を見るだけが続く。

このとき俺は
アニメのハローサンディーベルの
大好きな歌を歌って暇を持て余し
公園に行きたいと思ってた。
(´・д・`)ショボーン

この歌に出てくる歌詞の部分で
「いつかあなたの住む町に行くかも
しれません~」と言うのがあり
本当にいつか来てくれると信じてた

しかし1週間くらい待っても
サンディーベルが全然現れず
でも諦めずベランダで待ってたら
公園から誰か呼んでる声がした。


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【公園デビュー】


そして下を見たら
引っ越し初日におばあちゃんが
俺と一緒に遊んでくれるよう
声をかて遊んだ男の子が呼んでた

するとその男の子が
「いつまでそこにいるんだ!」と
我々に向かって叫び「俺達と
一緒に遊ぼうぜ!」と言ってきた
(」・∀・)」オーイ

そう叫ばれた時俺は
ベランダから公園を見てたのを
前からずっとバレてた事を知り
凄く恥ずかしくなってしまう

しかし遊ぼうと誘われた事が
とても嬉しくなってしまい
「今行くー!」と叫んで
ヨッチと公園に向かった。

公園に到着すると
ボスらしき女の子が来て
「新人だから顔を覚えてもらう為
最初鬼役してもらおう」と言う

何をするのか解らなかった俺は
「何するの」と聞くとボスの女子が
「かんけり!」と言うので
新人だから従って鬼になった。

ルールが鬼役になった子が
隠れた子を見つたら
急いで缶の所に戻って踏むと
その子を確保できた事になる。
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°



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【疾風】


逆に見つかった子が
ダッシュで缶の所に行き蹴られると
そこでゲーム終了になり
鬼役がそのままで再スタートされる

この熾烈なルールでやる事になり
ボスの女子の方が鬼に見えてしまい
このときいた8人の子達と
かんけりを始める事になった。

そして俺が100数える間に
みんな隠れて「もういいかい!」と
大声で叫ぶと「もういいよ!」と
みんなの返事が来たので探しに行く

すると隠れるのが下手なのか
すぐに1人見つける事が出来
俺がダッシュで缶を踏みつけると
「足はえー!」と誉められた!
(*´-∀-)フフフッ

それで超ご機嫌になった俺は
どんどんみんな見つけて缶を踏み
最後の1人がボスの女子になって
どこにいるのか全く解らない

でも探せる所を全部探したし
まさか空飛んでるのかと思って
上を見たら木の草に隠れてて
ビックリしてしまった!

でも見つけたから「見っけ」と言い
缶の距離も十分あり余裕と感じたら
後方から疾風の様に追い抜かれ
缶を蹴られて度肝を抜かれた!
ヒィィッ!!∑(;Д;ノ)ノ


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