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20年

美術の道に進むと決めて20年
自分に向いていること向いていないことやりたいこと
いろいろなことと向き合ってきたんだけど
私の考えるアートと世間のアートのかけ違いがどうしても
自分の中で直せなくて
違う方向に走り出した世間のアートに追いつけなくて
コロナ禍がとどめを刺して私は芸術から距離を置いていたのです

20年芸術とは何かに向き合ってきて
結局答えが出ずに考えることをやめた

やっぱり日本ではアートは心地の良いものでなくてはいけなくて
美術館に行くのは
気持ちもお金も時間も余裕のある人でなければいけないのだとおもう

久しぶりに美術館に行っても
名画を見たということが大切で
目の前の絵の具の塊よりスマホの中でどう認められるかに必死で
美術は自分の欲求を満たすものだった

もちろんこういうことに否定なわけではないけれど
それはアートでも芸術でもない
今受け入れられるアートはわかりやすいものばかり

そんな理由で芸術や美術教育に向き合えないでいるのだけど
この20年は結構長くて
私はこれしかないんだなという現実も叩きつけられている
やめてしまう決意もできないでいる


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