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書記の読書記録#430『分析美学入門』

ロバート ステッカー(翻訳:森 功次)『分析美学入門』のレビュー


レビュー

分析美学に関する包括的な入門書。熟読を要するレベルの本で,とりあえず流し読みした限りでは,「美学」と「芸術哲学」の含む領域の違い,内在的価値と道具的価値,本質主義と構成主義の適用と問題点,文脈主義と多元主義の結びつき,辺りについてメモしておいた。


もくじ

Chapter 1 はじめに

第I部:美学

Chapter 2 環境美学――自然の美

Chapter 3 〈美的なもの〉について1――美的経験

Chapter 4 〈美的なもの〉について2――美的性質

第II部:芸術哲学

Chapter 5 芸術とは何か

Chapter 6 芸術作品は、いかなる種類の対象なのか

Chapter 7 解釈とそこに関わる意図の問題

Chapter 8 再現1――フィクション

Chapter 9 再現2――描写

Chapter 10 音楽・詩における表現性

Chapter 11 芸術的価値

Chapter 12 価値と価値との相互作用――倫理的価値、美的価値、芸術的価値

Chapter 13 建築の価値


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