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ブックカバーチャレンジ:ぼくは勉強ができない

7日間ブックカバーチャレンジ【5日目】

僕をダメにした本。
山田詠美さんの作品は一時期(20代から30代頭くらい)よく読みました。
男子校生出身で歪になった「女性観」を補正してくれた…と言うよりも、違う意味で歪にしてくれた。
モテを動機に手をつけたのに、結果遠ざかると言うダメっぷりw。
(西村しのぶの「サードガール」なんかもそんな感じあるなw)

今ではほとんど読み返すことがないんですけど(時々新作を読むことはあります)、この作品だけは、何年に一回か読み返すことがあります。

ぶっちゃけ、
「こんなエエ女性が周りにいる高校生活!」

主人公に関しては、身近にこんな男子高校生がいたら、
「ケッ」
と思ったに違いありませんがw。
(主人公はある意味「女性」であり、だからこそ周りの女性がコアな部分を晒してくれる…と言うのはあります。
ある種のファンタジーっちゃあ、ファンタジー)

<ぼくは 、安らかな眠りにまだつけない 。ノックの音は 、まだ 、ぼくの心に響いている 。叩くのを止めなきゃ 。ぼくは思う 。休みたい人には 、静かな場所を提供しなくてはならない 。溜息のそよぎも感じ取れる静かな休息の場を作り上げたら 、ぼくは 、桃子さんに電話をしようと思う 。>

ちなみに同じ枠に入るのが、
吉田秋生の「河よりも長くゆるやかに」。

女性から見た…ってのが、ナカナカ興味深いです。
もっとバカで幼いと思うけどね〜、実際んとこは。
でもって「屈折」と「プライド」が乗っかって、なんか面倒臭いことになっとると言う…。

あんま、今と変わらんかw。

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