【現代4コマ】『ブルーレットおくだけ』派生作品の解説
前提
まず、この記事で取り扱う「ブルーレットおくだけ」とは、ぷらりね氏が制作した現代4コマである。
経緯
1. いととと氏がnoteで取り上げる
現代4コマの創始者であるいととと氏がこの作品を、現代4コマの可能性を広げたとして大絶賛する記事を書いた。
2. んぷとら氏がnoteで取り上げる
んぷとら氏はいととと氏のnoteに対して、
とバチバチにやり合う構えを見せて、4コマの上にブルーレットを置いた時点でもう4コマではなく5コマであり、小林製薬のサウンドロゴの4コマと解釈できると結論づけた。
3. トウソクジン氏がnoteで取り上げる
トウソクジン氏はこの2人の批評を受けて、ブルーレットは脇役ではないのか?と論じ、脇役も大切であると結論づけた。
4. 雀100氏が参戦を宣言して火付け役となる
動機は不明であるが(おそらく3人の記事を読んだと思われる)、突如X上にて
と発言して、前述の「ブルーレットおくだけ」の派生作品第1号を投稿した。その後、次々と派生作品が瞬く間に投稿される運びとなった。
派生作品の解説
鏡餅置くだけ
雀100氏による派生作品第1号。ブルーレットの変わりに鏡餅を置いただけのシンプルな作品である。
100人乗るだけ
イナバの物置を思わせる文言と、入り切るわけない狭い空間に100人乗ってるシュールさが際立つ作品である。
ブルーレット置きすぎた
アラヤマ氏による作品。ブルーレットは1番上に置くものだという固定概念を破壊し、さらに床にまで置いてしまうという暴挙っぷり。作品に奥行きが生まれ、幅を広げたと言って良いだろう。
4コマ置くだけ
もうネタ切れの兆しが見える雀100氏の3作目である。ブルーレットと4コマの立場を入れ替える逆転の発想が画期的な作品である。
また、この作品についてんぷとら氏はXで
と述べている。
オールブルーレット
C6E9D3FC氏の作品。トイレがブルーレット塗れになっている様を簡潔に表現している。
ブルーレットおくだけ
原作と同題の、リタ伯爵氏による作品。原作を下から見た図になっている。リタ伯爵氏の得意とする、考えても見なかった視点と発想には毎回驚かされる。
ブルーレットのそばにいるだけ
できるだけ楽をして作品数を稼ごうとした思惑が垣間見える雀100氏の作品である。ブルーレットを置くという行為の外側に目を向けた鋭さは評価されるべきである。
スクランブル交差点に置かれたブルーレット
リタ伯爵氏の2作目。真ん中に置かれたブルーレットが横断歩道に囲まれて身動きが取れなくなっている。無機物なのに可愛さを感じる魅力的な作品である。引き出しの多さには感服する。
ブルーレット飛ぶだけ
雀100氏の5作目。ブルーレットの青の部分をロケットが噴射するガスの炎に見立てた作品。4コマ部分を機体にした点も印象深い。
おくだけ
解説は特にない。
この作品を引用する形で、雀100氏はXで
と述べ、これに対してんぷとら氏は
と弁明しているが、ここで突如投稿が途絶え、「ブルーレットおくだけ」ブームは幕を閉じた。
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