今日の1枚(2024/4/25)
世界は美しさにあふれている。
今日の1枚は、レンゲ。
最近、あまり見かけなくなった。
私の子どもの頃は、水を張る前の田んぼを一面ピンクに染めていたけれど。
レンゲ畑にダイブしたり、花飾りを編んだり、蜜を吸ったり、・・・農家の人も子どもたちが田んぼに入るのを見て見ぬ振り。大らかな時代だった。
花の海にゴロンと寝転がって見上げた空。
ホッペのすぐ横にはピンクのレンゲ、ほのかな香り、蜂の羽音、緩やかな風、ゆったり流れる雲。
なにか優しいものに、すっぽり包まれているような感覚。
大地と空とが繋がっている感覚。
花畑に溶けていきそうな感覚。
この星はなんてきれい!・・・とあの頃から思っていた。
こういうのを、”原風景”というのかな。
もう半世紀以上前のことなのに、ありありと思い出される。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?