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女子留置所の中 独り言編

私の記事で人気があるのが
『女子留置所の中』
内容が内容なので、
有料にさせていただいてますが、
やっぱり気になりますよね?

だって、絶対普通に生きていれば
体験する事がないのですもの。

この先は、
女子留置所の中の内容と異なる
ただの独り言です。

なので、先にオチを書きます。
『みなさんぜひ1度
留置所体験してみませんか?』

このあと1300文字程度の独り言が
はじまります(笑)

ではでは、
もしよろしければご一緒に独り言の旅へ。


私も捕まるまで、
留置所と拘置所と刑務所
の区別が曖昧でした。
そのくらい馴染みのない
馴染みのない方がいい場所です。

ただ留置所は
自分と向き合える場所でもありました。
強制的にデジタルデトックス
する上に
規則正しい生活。
かなり行動に制限はありますが、
基本的に自分の罪と向き合う場所でした。

償う場所は刑務所。
留置所にいる間は、ただひたすら
罪と向き合う場所でした。

朝起きて、寝るまで
自分の事だけを考える事って
ありますか?

私にはありませんでした。
目覚ましで起こされ、朝食、弁当を作り
洗濯、掃除、それだけで午前中は
過ぎてしまいます。

買い物や頼まれていた書類や
銀行振り込み、仕事に行く日は
準備して、バタバタと気づくと夕方。

夕飯とお風呂を作り、やっと
夕飯後のひととき。
そんなときに、クシャクシャに丸まった
学校行事表や、提出期限の過ぎた保護者会の通知などを渡されたり、、、、、、、。

後片付けと明日の、弁当の準備をしたら
やっと寝る前の自分だけの数時間。

貴重な時間を、仕事関係の
トラブル対応で潰される日も多かった。

多分、私は限界だったのだと思います。

そして、すべてを捨てて逃げました。

結果、逮捕、犯人、容疑者となり
留置所に収監される事となりました。


逃げてる時に命をたつ決断は
できませんでした。
多分失敗するだろうと、
漠然とそんな予感がしました。

捕まって大勢の人に迷惑かけて
死ねば許してもらえますか?
と何度も弁護士さんに相談しました。
根気強く、罪と向き合う事を勧められ
受け入れ、前に進むことができました。

かなりの時間とお金を浪費しました。
それと同時に信頼も失いました。
けれど、私は私を取り戻しました。

私は私で良いのだと
思えるようになりました。

自分と向き合うことの大事さを知りました。
と言う事で、
皆さんには1度留置所生活を
していただきたいと思います。

なんて言っても簡単にできる訳がないので
『宿坊体験』や『デジタルデトックス』
『何もやらない日をつくる』など
自分と向き合う日を作る事を
おすすめします。

え?元犯罪者に、そんな事言われても?
確かにそうですね!でも、元犯罪者だからこそ、犯罪者にならないために、自分と向き合ってください。

留置所なんて、入るものじゃありません。(言ってる事に統一感がない)
普通に生きて、普通に生活して、普通に死ぬことが、どれだけ大変なのか。

ここまで読んでくれた方がいるとしたら、
犯罪に走りそうなとき
少しでも私の気持ちが
届いてくれることを願います。

犯罪に走らなければいけないと、追い込まれる時もあると思います。だって、その時はその選択肢しか見えないのだもの。
でも大丈夫。
反省と後悔をした、あなたには
新しい選択肢が増えます。

その追加された選択肢が
あなたにとって、
素敵な未来に続く事を祈っております。

私は何度も間違った選択肢を
選んできました。
でも、これからは考えて
選択肢を選ぶ余裕ができました。

選択肢に『note』を選んだ私は、
これからどんな人生を送れるのか
ワクワクしてます。

サポートありがとうございます。 治療、子育て、罰金返済等に使用させていただきます。