見出し画像

ストーカーの正体③

ストーカーっていうと
どんな人を想像しますか??

パーカーのフードを被った
怪しい男性?
サイコパスで友達がいない
根暗な男性?

私に付き纏っていた人は
皆さんの想像をはるかに超えてると思う。


電話や全てのSNSをブロックしたあと
今度は手紙が届くようになった。

届いた手紙は合計4通。
中には遺書もあったし
近々会いに行くと書いてあった。
宛名は何故かテプラで貼ってあった。

捨てようかとも思ったが
証拠として保管。

相手から送られてきた
おそらく本人だろうと思われる何枚かの写メ
LINEのやり取り、通話履歴。

これらを引っさげて
私は最寄りの警察署の防犯課へ。

関西弁の見るからに屈強な
防犯課の刑事さんが放った一言
「コイツ病気ですか?」

LINEの内容や手紙に目を通して
あまりの支離滅裂さに
刑事さんは精神疾患だと思ったらしい…

結論からいうと
ストーカー被害でよく見かける

【実害がないと警察は動けない】

刑事さんは、悪質だと言いながら
なにもできないんですと…。
私の怯えている様子を見て
パトロールを強化することで精一杯なのだと。

ここまで淡々と書いてきたが
夜にコンビニにも行けず
外の物音にビクビクし
ポストを開けるのにも深呼吸が必要だった。

顔も見た事のない
正体のわからない相手に
こんなに怯えて暮らすのは悔しかった。

「徹底的にやってください」
この日から刑事さんと二人三脚で
検挙に向けて頭を悩ます日々が続くことになる。

ニュースでよく見る
ストーカーによる殺人事件。
警察には相談に行っていた、と報道されるが
本当に…意味が無いのだと痛感した。

次に続くよ✩.*˚



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?