昨日、寝る前にnoteにログインしたら、フォロワーが100人に到達していた。

ここまで来るのに5年かかった。
「え！？たった100人なのに5年もかかったの！？」と思われるかもしれないが、本当に5年かかった。

イラストや映像のように視覚的に情報を受け取りやすい媒体と違って、文章は"読んで理解しなければならない"というハードルがあるからか、フォロワーが増えにくい。これは実際にnoteをやっている人にしか分からない感覚だろうが、すごく自信のある文章や心の籠った文章を書けたとしても、たった数人にしか読んでもらえないことも多いものだ。

だけど私は、「誰でもいいからフォローしまくって、フォローを返してもらおう！」とか「読んでないけどスキを押しまくって、自分のページを見てもらおう！」とかいう考えは嫌だった。お情けでフォローしてもらうのなんて嬉しくない。あくまでも、私の文章を気に入ってくれた人にフォローやスキをして欲しいから。

その信念を貫いていたら、100人のフォロワーと巡り会うまでに5年もかかってしまった。ここまでとても長かった。自分にイラストや映像や写真などの、視覚的メディアを作る才能が無いことを何度も恨んだ。なんで自分には文章を書く才能しか無いのかと、虚しく思った日もあった。

でも、5年間丁寧にひたむきに書いてきたからこそ、私の文章には"絶対的パワー"があると思う。一度引き寄せられた者を二度と離さない、そんな強い引力が生まれたように思う。私を見つけて、気に入ってくれた100名は、その引力のもとにここに集結してくれたのではないだろうか。

前にも書いたが、私の書く詩やエッセイは、決して明るくない。暗くて苦しくて重々しいものが多い。だけど、世界を救うのは明るくてキラキラしたものだけではないということを、私の実力をもって証明したい。

ここまでやってきて良かった。たくさんの人に私の言葉を届けられて良かった。そしてこれからもっとたくさんの人に届いたらもっと良い。

早いうちから私を見つけてくれた"あなた"のために、もっともっと大きく成長していくことを約束します。