鈴蘭さき

ヒリヒリ痛々しくボロボロになりながら、それでも1人で戦い続ける女の子のありのままを書き…

鈴蘭さき

ヒリヒリ痛々しくボロボロになりながら、それでも1人で戦い続ける女の子のありのままを書き綴っています。詩やエッセイが中心。ここは私の世界だから、誰からの批判も受け付けません。文学フリマ東京38出店!

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文学フリマ東京38に3回目の出店をすることが決まりました!

この度、2024年5月19日(日)に開催される"文学フリマ東京38"への出店が決まりました! 文学フリマへの出店は3度目で、1回目は詩のジャンル、2回目は小説のジャンルで出店しました。 今回はどうしようか悩みましたが、詩のジャンルで応募しました。1回目の時から販売している詩集のコピー本を、コピー本ではなくちゃんとした形に製本したいなと考えています。 厚みの関係でコピー本の時は泣く泣く削ってしまった作品も全部詰め込んで、人生に悩む少女のヒリヒリした人生を表現した1冊にした

    • 良いロックンロールと悪いロックンロールがあるよな。

      こんなタイトルを付けると、まるで「いやぁ、ロックンロールっていうのは時代と共に変化していて、特に〜年代のロックはねぇ…」とロック好きの評論家おじさんたちが群がってきそうだが、私は別に音楽の知識がある訳じゃないし、評論家気取りな音楽評価をするつもりもない。 ただ、知識が無いなりにも、「良いロックンロールと悪いロックンロールがあるな」くらいには考えることがある。 "良いロックンロール"とは、弱き者を救い、共に戦うための反骨精神である。大人の言っていることが本当に正しいのか疑っ

      • 「ご自由にお書きください。」

        noteの編集画面を開くと、「ご自由にお書きください。」の1文が出てくる。 これを見ると、ここは私だけのフィールドなのだと思うことができる。 私はnoteのプロフィール欄に、「ここは私の世界なので誰からの批判も受け付けません」と注意書きしている。私がここに書き記した言葉は、私の中の正義に基づいて生まれたものであり、誰かのねじ曲がった感情で批判されることは受け付けないということである。 「ご自由にお書きください。」と言われることなんて、人生で意外と少ないと思う。学校で作文

        • 躁鬱ニート日記8

          久しぶりにこのシリーズを更新しようと思う。それにあたって、過去の1〜7までの自分の躁と鬱の動きを読み返してみたが、本当に波が酷くてとんでもない人生を送っていた。 前回はここで終わっている。 「カフェを開く!」と言い出したり、「FXをやろう!」と考えたり、手持ちのお金を全て使ってしまったりと、病院の先生から入院を進められるほど危険な躁に傾いたかと思えば、それがガクッとひっくり返り、リモートワークの仕事中に起き上がっていられないほどの鬱に傾いてしまった、というところである。今

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        文学フリマ東京38に3回目の出店をすることが決まりました!

          私はありとあらゆる女の子たちの感情を書くために生まれてきたのだと思う。

          私の書く詩やエッセイは、女の子の目線のものが圧倒的に多い。それも、クラスで目立つような女の子ではなく、教室の隅にいるような女の子を描いたものが多い。 参加している"文学フリマ"というイベントでも、"迷える少女の保健室"というサークル名を付け、少女が中心の作品を販売している。 私のこの文学の才能は、ありとあらゆる女の子のことを書き綴るためにあるのだと、私は信じている。 学校を休んでいたあの子、お母さんと2人で暮らしているあの子、インターネットで知り合ったあの子、バンドマン

          私はありとあらゆる女の子たちの感情を書くために生まれてきたのだと思う。

          【詩】神様なんて最初からいなかったのかもね

          今日、神様が死んじゃった 私の中の永遠の指針だった神様が、 神様じゃなくなっちゃった ずっとずっと着いていくと信じてた ずっとずっと分かり合えると信じてた だけどそんなあの頃の神様はもういない 今日、神様が死んじゃった 神様がいなくなっちゃった だけどもしかしたら、神様だって未完成だったのかもしれない それを私たちが祭り上げてしまって、神様をひとりぼっちにしてしまった 神様は今までずっと一人で強くいなければならなかったのかもしれない 本当は神様なんて最初からいなかったのか

          【詩】神様なんて最初からいなかったのかもね

          頭の良さと性格の良さは、ある程度比例する。

          私は高校時代、進学校に通っていた。どんな高校だったかというと、週に3回必ず下校前に小テストが行われ、合格点を取れないと次の日居残りをさせられるくらいには厳しい進学校だった。しかも居残りの際には、再試験の問題を全問正解しないと、帰らせてもらえないのだ。数学が苦手だった私は毎週居残りをさせられ、学年のなかで最後の1人になるまで追い詰められ、半泣きになりながら再試験を受けていた。 そんな軍隊のような高校に通ったせいで私は16歳にして鬱病になり、最悪な3年間を送った。だから私はあの

          頭の良さと性格の良さは、ある程度比例する。

          「たった100人?」って思われるかもしれないけれど、100人って言ったら学校だったら3クラス分くらいの人数がいる訳でしょ?3クラス分の人数が私の言葉を受け取って、何かに思いを馳せてくれることは、3クラス分の人たちの前で舞台に立ってスピーチをさせてもらったに等しい価値があるよ。

          「たった100人?」って思われるかもしれないけれど、100人って言ったら学校だったら3クラス分くらいの人数がいる訳でしょ?3クラス分の人数が私の言葉を受け取って、何かに思いを馳せてくれることは、3クラス分の人たちの前で舞台に立ってスピーチをさせてもらったに等しい価値があるよ。

          5年かけてようやくフォロワー100人に到達しました!

          昨日、寝る前にnoteにログインしたら、フォロワーが100人に到達していた。 ここまで来るのに5年かかった。 「え!?たった100人なのに5年もかかったの!?」と思われるかもしれないが、本当に5年かかった。 イラストや映像のように視覚的に情報を受け取りやすい媒体と違って、文章は"読んで理解しなければならない"というハードルがあるからか、フォロワーが増えにくい。これは実際にnoteをやっている人にしか分からない感覚だろうが、すごく自信のある文章や心の籠った文章を書けたとして

          5年かけてようやくフォロワー100人に到達しました!

          どれが本当の私なんだろう。

          私は双極性障害という病気で、朝と夜に必ず薬を飲む。双極性障害とは、気分が酷く沈む鬱状態と、気分が高揚する躁状態を交互に繰り返す精神疾患である。そのため、気分が上がりすぎたり下がりすぎたりするのを抑えるため、安定剤が処方される治療が多い。 鬱状態の時の私は、外に出るのが怖くなる。誰かに会うと、「今は何してるの?」と聞かれたくないことを聞かれたり、「なんだ、元気そうじゃん」と軽々しく言われたりするのが怖くて、人に会うのが怖くなる。また、希死念慮が強くなり、電車に乗ったり建物の高

          どれが本当の私なんだろう。

          ピンクが好きだけど憧れるのは水色のワンピースの少女

          「今日はピンクじゃないんだね」 私の友達の1人であるMちゃんは、私の服装を見ると毎回"ピンクチェック"をする。ピンクチェックとは、私の服装にピンク色が含まれているかをチェックする行為である。 私はピンク色が好きなので、普段からピンク色の持ち物が多い。そんな私を見ていて、Mちゃんの中では"私=ピンク色"のイメージが強いらしく、私がいつもピンク色を取り入れたファッションをすると思っているようだ。そのため、私のファッションを毎回チェックし、ピンクが含まれていないとちょっと不思議

          ピンクが好きだけど憧れるのは水色のワンピースの少女

          『架空OL日記』を観て、何気ない日常に憧れを抱いたニート。

          私は今、職を失ってニートである。3ヶ月ずつの契約だったアルバイトの契約更新を渋られて、3月で辞めることになってしまった。自分自身も仕事に対して辛い気持ちがあり、辞めたいと思っていたのでちょうど良かったが、決まったのがあまりにも急だったので、辞めた後の就職先なんてもちろん決まっていない。 3月の後半は、溜まっていた有給を消化する日々になった。有給消化期間は、せっかく辛かった仕事を辞められたのだから、前から見てみたかった映画やドラマやアニメでも見てみようと思った。そこで見つけた

          『架空OL日記』を観て、何気ない日常に憧れを抱いたニート。

          ありがたい人は"有り難い"

          「ありがたい」という言葉をスマホで入力する時、予測変換で「有り難い」という漢字表記が出てくる。それを見ると、「ありがたい」という言葉は「有ることが難しい」という語源から生まれていることを実感する。だから私はこの「有り難い」という漢字変換が割と好きだ。 ここで、15年ほどの長い付き合いがある友達について話したい。 彼女は小学校、中学校、高校までが一緒だった友達で、大学からは進路が違ったけれど、定期的に会うくらいにはまだ関係が続いている幼馴染である。誰とでも仲良くなれる明るさ

          ありがたい人は"有り難い"

          死が近づく季節に、私の好きな花が咲く

          春は死が近い。 新しい生活が始まる人も、新しい生活が始められない人も、それぞれの苦しみや緊張や不安があって、4月はそれらの負の感情が表面化する月だと思う。 急に訪れた陽気に誘われて、ふらふらと外を散歩する。今の私は無職で、明日から始まる4月も全く楽しみじゃない。寧ろ不安でいっぱいである。イヤホンをして大きな音でロックを流して、宛もなく近所を歩き回る。 私はイヤホンが無いと外に出られない。私の頭の中は常に私がベラベラとおしゃべりをしていて、ぐるぐると考えすぎて悲しくなったり

          死が近づく季節に、私の好きな花が咲く

          吐き出したら言葉は消えてしまうと思ってた。

          noteを初めてから5年が経った。5年間のうち、あまり投稿していない期間もあったし、後から読み返して恥ずかしくなって消してしまったものもあるけれど、時間としては確かに5年が経過した。 私の能力は言語化に傾いている。昔から国語が得意で、作文を書くのにも苦労したことがなかった。 そんな私は、なんでも言葉にしたくなる癖がある。楽しかったこと、面白かったこと、感動したことなどのポジティブな感情は思い出として書き残しておきたくなるし、悲しかったこと、悔しかったこと、おかしいと思うこ

          吐き出したら言葉は消えてしまうと思ってた。

          お気持ち表明って悪いことなの?

          SNSを見ていると、「お気持ち表明はキモイ」みたいな投稿を時々見かける。特に、アーティストやアイドルのファンの間で見かけることが多いかもしれない。 お気持ち表明とは、アーティストやアイドルの活動やパフォーマンスや運営などに対して、ファンの1人である自分の意見や考えをSNS上に書くことを指す。 それに対して、「ただのファンの1人なのに、主語を大きくしてSNS上でお気持ち表明するのはキモイ・ダサい」と言う人が一定数いる。 だけど私は正直、お気持ち表明の何が悪いのか分からない

          お気持ち表明って悪いことなの?