【詩】神様なんて最初からいなかったのかもね
今日、神様が死んじゃった
私の中の永遠の指針だった神様が、
神様じゃなくなっちゃった
ずっとずっと着いていくと信じてた
ずっとずっと分かり合えると信じてた
だけどそんなあの頃の神様はもういない
今日、神様が死んじゃった
神様がいなくなっちゃった
だけどもしかしたら、神様だって未完成だったのかもしれない
それを私たちが祭り上げてしまって、神様をひとりぼっちにしてしまった
神様は今までずっと一人で強くいなければならなかったのかもしれない
本当は神様なんて最初からいなかったのかもしれない
神様許してね、なんて言わない、言えない
だって私自身も神様をひとりぼっちにした犯人の一人かもしれないから
神様だった人よ、せめて安らかでありますように
神様だった人よ、どうか明るい場所にいますように
自分の書いた言葉を本にするのがずっと夢です。