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競合との差別化はいらない?!

はい、スズリョウです🐟

今回は競合との差別化はいらない?!というテーマで綴っていきます。

コンテンツビジネスにおいて差別化は必要ではありますが
その一方で上手くいっている人のものをマネしろとか
テンプレートを使えと言われたり
矛盾を突き付けられていると感じることはありませんか?

そもそもなぜ差別化が必要なのかというと
その本質にあることとして【選ばれるための理由作り】にあります。

コンテンツビジネスにおいて大事なことは売れることです。
売れないコンテンツは意味がないので
売れないということは選ばれていない=他と差別化ができていない
と考えられており、差別化が重要と捉えられます。

だからといって極端に競合とは違う差別化をする事が大事なのではなく
選ばれる存在になる事、商品が売れる事が重要なので
大事なのは【違い】を作る事であり、この違いは『顧客』の求めるものを考えて
初めて気づくものなので『競合』との差別化というものはそこまで重要ではないのです。

そもそも差別化にも限界があります。
みなさんの日常にありふれているティッシュペーパーを例にすれば
この様な商品を選ぶときに何かのこだわりがある人以外は

・いつも使ってる
・近くで買える
・安い

くらいの適当な考えで選んでいると思います。

この様な世の中にありふれている商品は
結局価格競争により選ばれるので

差別化を考えたところで安いもので選ばれてしまいます。

根拠としては
楽天ネット販売における
ティッシュペーパー売上ランキング2024
1~30位記載の2月23日集計のもので

1位〜10位までは普通のティッシュが選ばれており
某企業さんのセレブなるものや追随する商品は
なんと11位からのランクインなのです。

これらの商品は肌触りを柔らかくしたりネーミングやパッケージを変えたことにより
当時の売り上げ10倍という記録もあります。
もちろん差別化による結果ではありますが
それでも昨今は1位〜10位はよくある普通のものが売れているのです。

こうした結果から競合との差別化が優先的に大事なのではなく
いかに顧客に選ばれる商品であるかが重要なのです。

またこの例から考えるに差別化に注力してもコストがかかったり
そもそも売れないという本末転倒になる場合もあるため
差別化を図ることはさして重要ではないということになります。

また、差別化にこだわりすぎるとその差別化したものが
そもそも分かりにくかったり、もはや自分すら説明できない内容のものを作り上げてしまいます。

例えばダイエットコンテンツで考えると
よくあるのは食事や運動療法になりますが
こういった競合はたくさんいるので差別化をはかろうと安易に考えて

マインド改善療法や読書療法といった奇を衒った差別化を考える人がいます。
この二つをみてダイエットできる具体的なものとしてみなさんは理解できますでしょうか?

このように差別化にこだわりすぎると顧客理解が得られずに
顧客理解における教育に余計なコストがかかるなど無駄が多くなります。

まとめとして
最初にお伝えしましたが大事なのは顧客に【選ばれる】ということです。
その上でコンテンツの作成や競合との差別化を考える様にしましょう。

多くの売れないコンテンツマーケターは「見込み顧客が何を求めているか」を考えないで
「競合にはない差別化したコンテンツ」を考えすぎて顧客無視のコンテンツを作ってしまいます。

なのでみなさんは「顧客」目線の求められるコンテンツ作りをまずは意識していきましょう。

ということで今回は「競合との差別化はいらない?!」
というテーマで綴らせて頂きました。
最後までご覧頂きありがとうございました!

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