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海外企業就職への英語力

英語で外人と仕事をするのって、無理ゲーじゃないですか?そもそも海外企業に就職するメリットってなに?

 私も当初は、本当に外人と仕事ができるのか?と心配でした。結論から言うと何とかなります。と言うか、何とかできる様に周りも協力してくれます。私の場合はエンジニアなので、交渉事の様な高度な英語は必要がなく技術的な英語を使うので敷居が低かったのかもしれません。
 ただ、全く出来ないのはしんどいので最低ラインとしてTOEIC 750点ぐらいが目安です。ぶっちゃけ技術系だとSpeakingよりプレゼン力、Hearingより読解力が必要なので日本人は得意かと思います。

どうやってプレゼンや読解力を勉強するか?何か近道はあるのか?どんな準備をしたらいいのか?

 すでに会社勤めの人にオススメなのは、自分が作成した日本語のプレゼン資料を自分なりに英訳して、英語のプレゼン資料作成の練習をするのが良いです。私も日本の会社を辞めることを決めてからはひたすら自分なりに英訳していました。もちろん最初のうちは英訳に慣れていないのでGoogle translatorの出番です。最近の翻訳はすごいですね。かなり良いところを出してきます。
 大学生の人は課題のレポートを自分なりに英訳して練習するのが良いかと思います。理系だと実験のレポート提出が毎週なりあるので、それを題材にして練習するのが良いかと思います。
 ここで重要なのは、完璧な英訳は不要です。なぜならNativeではない日本人が完璧な英訳が出来るわけがないからです。

重要なのは何を伝えたいか、それをどれだけシンプルに書いて説明するかが実際に求められるスキルだからです。

 私も当初そうでしたが、下手に手の込んだ英訳をするとNativeでさえ理解出来なくなり混乱が発生します。また、Nativeの方も慣れており多少変な英語でもそれなりに理解してくれます

 最後に日本人が陥るダメな所です。海外の人が一番嫌うのは、会議の後で意見を言うことです。日本じはしがちですよね。海外の人は会議は意見をぶつけるとこであって、眺望者は不要です。なので会議中に一言も発しない人は次回から呼ばれません。内容はなくても良いんです。自分の意見をその場で言う行為が重要なのです。大抵、会議で大きな声で意見を言っている人の内容は大したことがありません。Nativeでもそんなもんです。

まとめです。

・プレゼン力を養う。まずは自分の資料を英訳して勉強
・完璧な英訳は不要。それよりも簡単な英語で伝えることに集中する
・会議は意見を言い合うとことろ、何でも良いから意見をとりあえず言う

 ご参考になれば思います。では・・・。

アメリカSilicon Valley在住のエンジニアです。日本企業から突然アメリカ企業に転職して気が付いた事や知って役に立った事を書いています。