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やっぱりアメリカの休日は少ない

 かなり前ですが、アメリカの休日が少ないことを書きました。その続きとして現地ではどのように休暇を楽しむのかを実体験交えて書いておこうと思います。前のnoteはこれです。お時間がある時に読んでください。

2024年の休日

 2024年のアメリカの休日を調べました。現時点で11日しかないです。

  • New Year's day

  • Birthday of Martin Luther King, Jr.

  • Presidents Day

  • Memorial Day

  • Juneteenth National Independence Day

  • Independence Day

  • Labor Day

  • Columbus Day

  • Veterans Day

  • Thanksgiving Day

  • Christmas

会社によっては、Birthday of Martin Luther King, Jr.やJuneteenth National Independence Dayがなかったりするので、本当に休日が少ないです。ではアメリカではどのように休暇を楽しむのかというと、上記のような休日や学校の休みに合わせて有給を使うとか、会社がそもそも休みになり連休が設定されるが一般的です。

Winter break

 大抵の会社はChrismas休暇とNew Yearをまとめて長期連休にすることが多いです。つまり12/23-1/2まで会社として連休となります。なので+6日程度増えます。

Spring break

 学校が春休みとなり4月の第二週目が休みになることが多いです。それに合わせて有給をとり旅行などをするのが多いです。なので+5日が有給取得となります。

Summer Break

 ご存知の通りアメリカの学校の夏休みは非常に長いです。私が住んでいる地域ですと高校生はSummer Schoolだったり地域のボランティア活動に行くので、ずっと休んでいる感じはないですね。
 長い夏休みの最初か、最後の週を使って旅行や帰省する家族が多いような印象です。会社は通常運転なので有給を使い旅行するのが一般的です。Memorial dayを上手く使い有給を減らさないようように工夫するのもありかと思います。ということで+4-5日有給取得となります。

Fall Break

 アメリカでは大イベントとなるThanksgivingがあります。11月の第四木曜日となります。これに合わせて次の金曜日は大抵会社が休みとなります。なので+1日増えます。
 学校もこの週は休みとなることが多いのでそれに合わせて有給を使い9連休にするのもありかと思います。

まとめ

 ということでカレンダーでは見えないアメリカの休日と有給をとるタイミングに関してまとめました。最終的には以下のようになりました。

休日: 公休11日 + 大抵会社が休み7日=18日
学校の休みに合わせた有給 : 9-10日
合計で28日前後

となります。有給のところは任意ですが、休日のところはほぼ日本の公休日数16日に近くなりました。

P.S.

 有給の日数が9-10日となるところが自分的にはかなり納得した数字となります。というのは、アメリカで就職すると大抵初年度は12日程度の有給が付与されます。なのでこの年間で使うであろう有給数と一致するので、よくできた設計だと思いました。


アメリカSilicon Valley在住のエンジニアです。日本企業から突然アメリカ企業に転職して気が付いた事や知って役に立った事を書いています。