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もっと詳しい履歴書(Resume)の書き方

 昨日に続き、履歴書の書き方をもっと詳しく説明したいと思います。まだ第一弾をみていない方は、こちらを先にお読みください。ざっくりとした内容ですが、全体が把握できるかと思います。以前にも書きましたが、履歴書に書く内容です。

 私を雇うことであなたの会社にこれだけメリットがあるかを過去の実績を使って説明する。

 では具体的にどのように書けば良いかをみていきましょう。あくまで基本的な内容なので、必ずこれに従う必要はありません。もっと読みやすい書き方や、もっとインパクトをあたら得られる書き方があればそちらを選択してください。

1. Motivationを書く

 まず最初にMotivationを書きます。私はこのような事ができるし、こんなチームワークができるよと言う内容を書きます。要は自分自身の要約を最初に書いておきます。この点が日本の履歴書と違うところですね。
 この部分は3行ぐらいでまとめたいですね。されに言うと忙しい時はこの部分しか読まないです。なので重要度は非常に高いです。
 申し込む職種が事前にわかっているので、その職種に必要不可欠な技術や知見を自分は持っている。なので自分を雇うべきだと言うような内容が書かれていると良いかと思います。

 最初の掴みは世界共通、Motivationの記述は簡潔にかつ分かりやすく書き、自分をアピールするようにする

2. 実績を具体的な数値を交え端的に書く

 次は、自分の事績を新しい順から示していきます。この部分は5W1Hを意識しつつ、with whomを入れましょう。また実績が数値で表せる事が可能であればその数値を入れるのを忘れないでください。例えば、〇〇を改善し△△%利益率を改善した。という感じです。
 最初のスクリーニング面接は、この部分を集中的に聞かれる場合が多いです。なので面接時に答えやすいように分かりやすい内容にするのも手かと思います。

 実績部分はスクリーニング面接で聞かれる可能性が高いので、端的にかつ説明しやすい内容に絞り、具体的な数値を入れてまとめておく

3. 学歴

 IT企業は学歴不問と謳っておりますが、アメリカは分かりやすい学歴社会です。IT企業に行く時ゴロゴロとすごい大学出身の方々いっぱいいます。
 日本のように高校から書けとかという縛りは全くないです。普通は大学からしか書きません。先行と卒業年は当たり前として、日本と異なり必要なの事項は卒業論文は何を書いたかも必要です。あとボランティアをしていた方はその内容を書くのもありです。
 学歴と合わせて、何か資格があればそれも書いておくと良いかと思います。ちなみにですが、日系ではない普通のアメリカ企業に対してTOEICの点数を記載しても何の徳にもなりません。理由は簡単です、TOEIC自体を知っている人が少ないからです。TOEICはNon-nativeを対象にしたテストなのでNativeの人は受ける必要すらないからです。

 学歴欄は、卒業論文の内容とボランティア内容を記載する。資格としてTOEICは弱いので入れてもプラスポイントとはならない

 ご参考になればと思います。


アメリカSilicon Valley在住のエンジニアです。日本企業から突然アメリカ企業に転職して気が付いた事や知って役に立った事を書いています。